2010/01/31

三日月湖


工房での仕事が押し気味です。
今後のスケジュール等、ちゃんとしないとシッチャカメッチャカになりそうです。(確定申告が深刻/マジで・笑)
ワークショップの企画をしたいのですが、現在その計画もすればするほど悩みだして、アー止まらない。ワークショップでこんなのしてもらいたい~というのがございましたら、どしどしメールください。参考とさせていただきたいと思います。

 それと、ダイエット作戦も並行して行わないといかんなーと、これまた深刻な悩みです。今日は雨の降る前に河の方まで歩いてきました。1時間くらいかな。散歩と健康ウォーキングの中間くらいの運動量。今日歩いた地域は、かつて川だったところ。川の流れが変わって、水が溜まって、三日月湖のようになっています。自然保護のグループが掃除をしたり、ちょっとした管理をしたりしているようです。天気も悪かったので、ちょいと不気味な感じがしたんだけど、どうしてあんなにゴミが溜まっているかな・・・。人々のモラルを問いたい。小学生の方がよっぽどゴミに関してのエコロジー精神を持ち合わせている気がします。何はともあれ、土手と畑がずーーっと広がっているところ。事件とか起きても誰も助けにきてはくれなさそうな所で、民家の近くだけど、ちょっと怖いなという印象の場所でした。今度は天気のいい日に行こう!

2010/01/26

緑です


工房で数個だけですが販売しておりますアレッポの石鹸。お風呂で使おうと、ちょっとカットしたのですが・・・なんて綺麗な緑色! そして、その緑から外側のベージュにかけてのグラデーションがため息が出るくらい美しくて、翡翠の塊を見ているようでした。

石鹸作り用にブレンダーを手に入れてしまいました。今年は本腰を入れないと!!!

シルク掛けてます

ものすごい時間が掛ってしまいました。。。
ウールしか織りません!紡ぎません! とは言いませんが、基本ウールが多いです。しかし、今回はワケあってシルク。
たまには違う素材も緊張感があって面白いかも。
面白がっていないで頑張って織らねば。

2010/01/22

西の魔女が死んだ



西の魔女が死んだ (新潮文庫) という本を読みました。

 おそらく、「変な人」と思われているんだろうな、とは思っていたけど、私は"魔女"になりたいとずっと思っていて、思い込んでいたからなのか、ちょっと魔女っぽいかもって思えるような"感覚"だった時期もありました。
しかし、ここんところずっと魔女らしい感覚が無いなと思っていたのは、まんざら適当な感じでもなく、本当に感性が鈍っているようなんです。

 魔女というのは2種類あって、悪魔の使いの魔女と、もうひとつは自然界のものと対話ができて人々の生活をサポートをするような魔女とあります。後者を「緑の魔女」と言って、植物や鉱物に詳しかったり、自然界との付き合い方に長けている、いわゆるお医者さんだとか、セラピストであるとか。もっとわかりやすい言い方だと、昔のおばあちゃんの知恵袋的な、きっと昔は誰でも知っていたような事の、さらにもう少し突っ込んだ事に詳しい人の事をさすようです。 

 感覚が冴えているというか、知らぬ間に感性がとても鋭くなっていて、見えないものが見えてしまったり(実際に画像として見えるということではない)、聞こえなくてもいいものが聞こえたり、それによってひどく日常をかき乱されたりしたことがあったのに、最近はまったくもって平穏(=ぼんやり?)な生活だと感じていました。 この本を読んで、私の在った姿(上記のような)は魔女修行の真っただ中だったんだって納得。そして、自分がいまダレた生活をしているなとも反省。
 そういえば、この1年くらい、森に入りたくて入りたくてウズウズしている。個でいる時間がとても少ない気がして、瞑想ではないけど、もっと自分の奥深いところに向かう事を拒否していた自分も居たり、抽象的と言われる、自分の中に溜まっている”言葉を“吐き出していないなと思ったり、そして、スコットランドの空を想うと苦しくて涙が出てくる。工房日記なんだから、工房で行われていることを書き綴るべきなんだろうけど、本心はなんでココに工房構えているんだろ、わたし?って思っている。いつまでたっても満たされた生活を感じられないのは、ココに腰を落ち着ける気持ちが無いからでしょう。 ここ最近、心がとても苦しいのはまた呼ばれ始めているからなのかもしれません。冷静に人生を考えれば考えるほど「はやくスコットランドに移住したい」って想いが湧き出てきてしまって、本当にどうしたらいいのかわかりません。
想いが強すぎるのかもしれません。飽きっぽい私が20年も織を続けてこれたのもすごいなって思うけど、スコットランドへの想いもそれと同じくらいの年月(もしくはそれ以上)なんだな。20歳前にはすでにハリス&ルイス島へ想いを馳せていたのだから、今考えるとすごい。こんなに長く、人生の半分以上の時間を片思いしてきているのだから、簡単に忘れることはできません。ココで言う事じゃないかもしれないけど、やっぱり私はスコットランドの住民になって、そこで死にたいのです。万が一、何かの間違いで日本国内、もしくは別の国で死んでしまっても、私を日本のお墓に埋葬しないでほしい。ルイスの北の果てのお墓か、ルイスの海に撒いてほしいのです。 スコットランド正教会とかに改宗しようかなとか考えたこともあったり。 
何にもない国ですけど、いろんなものがたくさんあります。

2010/01/20

入荷してます

多謝工房では、多謝の作品のほかに友人作家さんの作品や、おススメしたい自然素材のもの等を扱うようになりました。数は少しずつですけど、興味のある方はぜひ工房へいらしてくださいね。

写真左上:ナイアードのオリーブ石鹸、アルガン石鹸、アレッポの石鹸
   右上:多謝のフエルト羊
   左下:Kaltio.の羊キャンドル
   右下:薬草染・朱音のシルクの靴下

菊池佳子さんのねこのはがきセットも好評発売中です。

2010/01/17

アブラ切れ & お知らせ


■アブラ切れ
年末の、庭から巨大石が出現事件を、年明けまでほったらかしにしてまして、営業再開前に穴を埋めないと駐車場が困るので甥っ子動員して、せっせと埋めました。なんとか駐車スペース確保。と、同時に雨の日用の通路にと、例の石畳を延長しました。途中で手首が痛いなーと思ったけど、あとちょっとだガンバローと、頑張ってしまったらその日以来手首を中心に激痛が走り、字も書けない、歯磨きも「痛い~!」と声をあげてしまうほど。。。 病院にて湿布をもらい「シップで治るんかい?」と疑問も抱きつつ、数日経った昨日、だいぶ痛みも治まり児童部の仕事も涙流さず大丈夫でした。 しかし、傷みがなくなったせいで、数日間気になっていた事が!!! なんと、手首を動かすとギシギシ音がするんですよ、腕の筋のあたりで。建てつけの悪い扉が「ギギギー」って音をたてるみたいに!! 今朝になったらその音もしなくなったけど。

無理はいけませんね。

腕は仕事の道具。指も大切な道具。どうも、庭仕事や大工仕事は楽しくて無謀な努力をしてしまいがちです。おかげでお正月からの仕事がたまってしまいました。

だいぶ治ったので、今日から本腰を入れてお仕事です(まずはあぐりバイトです。)

■お知らせ

営業時間が大体決まってきました。

日曜日・金曜日 : 15:00~18:00
水曜日      : 11:00~15:00
月曜日・木曜日 : 11:00~18:00
火曜日・土曜日 : お休み
(展示会前にはお休みすることもあります)
この春からワークショップをスタートしようかと思っています。ニットや、フエルト、雑貨製作、などなど・・・お楽しみに♪
写真は9日に訪れた真木テキスタイルスタジオさんにて。

2010/01/06

新年快楽!


恭喜發財!

本年もよろしくお願いします。
昨年は、夏に工房を引っ越し、多くのお客様に工房を訪れていただきありがとうございました。皆様ともっとたくさんお話ができたらと思い、工房をオープンにしましたが、私自身が忙しくてお休みすることもしばしば・・・。今年はもっともっと、皆さんに遊びにいらしていただけるようにがんばりますね!

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■09年は初夏から工房のリフォームで大騒ぎ!たくさんの仲間の力を借りて出来上がりましたよ♪ 
みんなどうもありがとう。数年会わなくても「やぁ」って、普通に作業を一緒にして「じゃ」ってサラって別れて、で、また必要な時に「よぉ」って会える仲間たちが沢山いることを、再確認。一緒に勉強したり仕事をしたり、一定の時間を共にした仲間というのはなんか違うのね。言葉はなくても通じるのですよ。

■夏から月1ペースで作品の展示会等で楽しかったけどかなり疲れましたっ。。。  ことし2010年はもう少し自分のものを作れる時間が欲しいなぁと考えていますが、どうでしょうね?
少し方向性の事も考え直したいなって思っています。作品の方向性は「その時の私」が決めること。だけど、どう自分の位置を決めるか、どう周りと繋がってゆくか。そして、”どう食べてゆくか”。依然として、大儲けすることには興味がなくて、メジャーになることにも興味がなくて、世の人が求めることと路線がズレ過ぎていて、細々とというよりも、自分自身を見失わない生活をすることが第一に生きて行きたくて。。。
 作品の制作と同じくらい大切な目標にしたいのは、ちゃんと生きていこうということ。まずは、毎年言っている"モノを減らす"ということ。 去年は↑みたいな事していたおかげで超貧乏な私は、ほとんどお買い物をしない生活。(もちろん、飲み歩きなど以ての外だよ!)消費しない生活もアリだよねー。
 楽しんで作って、楽しんで発表していきたいのです。そーゆーことです。

そんなわけで、重くなってきたのでこの辺で。(笑)

この写真は、年末に夕方工房付近から見た富士山です。実物はもう少し素敵な赤富士でしたー。
工房の仕事始めはまだ未定です。

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pasa-pasa vol.10が終了しました~
会場の様子はこちら

2009/12/30

年末のお仕事

巨大な石を掘り出してしまいました!!!

大家さんのあぐりの営業が終了したので、pasa-pasaの準備を兼ねてあぐりさんに工房の事を少し手伝ってもらうことに。とにかく、ずっと気になっていたのは車を止めるスペースに、地面から石(コンクリの塊)が突き出していて、「そのうちに、パンクとかするかもしれない・・・」と不安があったので、その石を取り除いてもらうべく掘り起こしてもらいました。

そしたら!なんと!超デカイ!!! ほんの2-30cm径くらいかと思いきや、6-70cmはある長さ。しかも、その突き出していた石は、それ以上に大きな石(同じくコンクリの塊)と、7-80kgはあろうかと思われる巨大な石(これは普通の石)の下に潜り込んでいたのですよ。。。 とにかく、問題の突き出していた石だけ取り除き、あとの二つはまた後日どうするか考えることに。
それと一緒に出てきたのが粘土です。これまた、超巨大な粘土の塊が出現。地表から3cmくらい土をどかしただけで、40㎝立方くらいの、、、いや、それ以上に大きな粘土が出土。そりゃ、地面に水がしみこまないわけさ、ね。 とにかく、できる限り取り除き、でも、掘れば掘っただけ石や粘土が出てくるので、治水工事をしないといつまでたっても雨の日は湖なんだろう。
草花を植えたいと思っているところは、自宅近所からごっそり運び込んだ落ち葉や、遠藤農園さんから頂いた籾殻を漉き込んで改良中。 先日手に入れた「ひと目でわかる!図解「生ゴミ堆肥」ですてきに土づくり 」という本で、堆肥づくりが簡単にできそうなので、これも始めることに。今まで、コンポストなどの大がかりなものじゃないと堆肥づくりは難しいと思っていたのだけど、この本では土嚢袋でコンパクトに、しかも匂いも気にならないでできる!とあるので、狭い庭にて(しかも、お金をかけないで)ふかふかの土を目指しているものとしては早速やらないとね!・・・で、やってます。ちょうど3-4日経った腐葉土作成は、ほんのり発熱していました☆  ますます、近所の落ち葉が気になって仕方がないですわ。

話は違いますが、先日のクリスマスイブは恒例のNORADのサンタ追跡です。今年は初めて、出発前の準備だの、離陸の瞬間だのを見れました。いやー、これらのCG作っている方々、ご苦労様ですって思っちゃう。
しかし、その後はご飯やおしゃべりに忙しくて、いつ日本に来たのかは謎。

2年くらい前、9時くらいに日本にやってきたサンタですが、甥っ子はそれを見て、まだ寝ていない自分にはプレゼントがやってこない!うちには寄らず、サンタさんが行っちゃった・・・と大泣きでした。現実味がありすぎるジョークも子供にはちょっと残酷です。
それでも、楽しいよね、こういうの。

さて。そんなわけで、年内の作業は終了!

・・・な、わけはなく、1月2日と3日のpasa-pasaが終了するまで大忙しです。とりあえず、明日31日の搬入は大丈夫なのか、それが心配。。。
今回のpasa-pasaは第10回目なので、今までとは大分趣向が異なります。作家さんの数も増えました。きっと楽しいはず♪ ぜひお待ちしておりますね。

2009/12/21

種まきノート(長いよ!)

工房日記が、どうやら普通の日記になっている気がしますが・・・。

昨日、神奈川県小田原市にあるうつわ菜の花さんのギャラリーで行われた、早川ユミさんという布作家さんのワークショップに出かけてきました。
出会ったことのない人の名前を覚えることの苦手な私は、参加を決めた後に「あ、この人だったのだ」と気がついたのですが、初期の「住む」という雑誌で早川さんのご自宅やお仕事の記事を読んでいて、私の憧れる生活をされている方だなーと思っていました。お山を背にして畑があって、ちくちく縫っていて、とにかくお家の中の布がみんな可愛い。(ジャラジャラ腕に巻いているバングルも素敵・笑) そして、ワークショップでご本人とお会いして、お話を聞いて、いっぺんで好きになってしまいました。(もちろん、バングルもジャラジャラ!)毒を抜いたキクちゃんみたいな(笑)彼女のお話はとてもやさしいなーって感じて、ものすごい惹きつけられてしまいました。
 畑や、住んでいる地区の出来事とか、体の事とか、食べ物の事とか。この人のお話は素直に聞けるぞ?って、なんかそんな風に感じたのですよ。 ワークショップに参加していた方は5人でとても少なかったので、みんなの自己紹介をしたり、質問したり。 最近読んだ本や、何百回も作った料理は何ですかと聞かれて困った・・・。最近はハセガワマユちゃんに借りた「大宮エリー」さんの本を読んでいるとか、まったく場違いな発言をしまくる私。。。料理も全然しないので、あぐりの宣伝したり。 あぁ、ほんと、場違いだわ。 ワークショップに参加するのに、作家さんの事もほとんど知らず・・・って、ダメよね。 そういえば、昔よくロックのコンサートに行っていた時も、友達は新しいアルバムを完全にマスターするほど聞きまくってからコンサートに出掛けて行っていたけど、私はアルバムを聞く前にライブで「初視聴」みたいにしてから、気に入ればアルバムを聞く人だったことを思い出す。今回のも、まさにそれ。 とあるアーティストが「日本人のファンはライブ前にすごい勉強してきてくれる。しかし、ライブで新曲を披露するとキョトンとしているんだよ。海外のファンは逆で、ライブで新曲をやるとアルバムに入っている曲よりはるかに盛り上がる」と言っていた気がします。(・・・どうでもいいか)
 で、当然のごとく「種まきノート―ちくちく、畑、ごはんの暮らし 」という早川さんの本を買ってみました。

自給自足的生活がしたい。でも、アグレッシブな"Love Earth" はちょっと違うって思っている。
土がない生活は息苦しくなっちゃうなーとか思っています。土は地面に「ある」んじゃなくて、作っていかないと「土」は得られないんだよなーって、いま庭の土を改良中の私には土がとても気になる。その土を作るために、腐葉土もすごく気になる存在で、近所中の枯葉の行方が気になって仕方がないのです。「あー、そこの枯葉の下、ぜったいにイイ腐葉土がてんこ盛りなんだろうなー」とか考えながら運転をしています。(←わき見運転、超危険) そして、その土の中から大量に出てくる石と粘土。石は従来通り石畳用。粘土は焼けばいいのよ!と早川さん談。(早川ユミさんのご主人は陶芸家)なるほど、なるほど。まさかここでモンモリナイトの話が出てくるとは思わなかった。薪ストーブで陶芸ができるらしい。ボタンができるよね。植木鉢もできるなー。その灰を洗剤に使えるし、土にも撒けるし・・・とか、楽しくなってきた。(そして、時間がない・・・)

さて。
今朝は生姜シロップ本番を作成。先日、予行練習をしたのだけど、生姜をはちみつ漬けにするより、煮込む方がピリリとパンチが効いている気がして今度は煮込みで。

料理は全然しないけど、餃子の皮をつくったり、こういうのはするのだけど、やっぱりこれらを料理だとは思っていないのです。
しかし、誰かのためにつくる料理であることが大切という昨日のお話はとてもよくわかります。 そういえば、以前、あぐりBLOGでもそんなことを言ってましたっけ。

冷蔵庫を開けてみたら!!!
さっそく早川さんに倣って、ラップの代わりにお皿でふたをする。
余ったご飯はおにぎりにして、おなかがすいた人が食べていいよ-って作り置きしておくというのも、いつもおなかがすいちゃう私には「いい考えだ・・・うんうん」と思ったものです。





最後に。
いま、この黄色い背中に毎日翻弄されまくり。(涙)

自分のペースで、じっくりと「自分が今、何をしているのか」を理解しながら日々、生活をしていこう、と感じる今日この頃。
私はせっかちだから、呼吸を安定させた方がいいらしい。(←完全に感化されてます・笑)

2009/12/16

みんなの作品

まずお伝えしておきますが…写真が悪すぎっ!すみません。

工房にいるときは食事は大家さんでもあるあぐりでご飯を食べます。そしてときどきあぐりスイーツをいただくんですけど、このさつまいものパウンドケーキがすごくおいしい。甘さはおイモの甘さだけ?ってくらいに抑えられていて、ほら、あなた、塩コショウだけ?酢だけ?みたいな素材の味が生かされまくったイギリス料理が「美味い♪」と思っている私にはたまらん美味しさ。 ちなみに、ゆずパウンドもたまりません。(柑橘類も、ゆず風味とかなら大丈夫です>私は柑橘類が苦手)

で、このさつまいものパウンドを食べていたときに気がついたのが、あぐりのパウンドに、お皿はTsuborayaのカヨさん作、フォークはRokumokuのリン子ちゃん作だ。テーブルも谷田木材のヤマモトさん作だ。みんな、誰かが作ったものだなーって気がついたので、携帯でパシャリ。(だから画像が激悪)

作品を販売するのをはじめたとき、作品に縫い付けるタイプのタグは付けないと決めたのを思い出した。 名前を売りたいんじゃなくて、作ったもの(布)を使ってもらいたいだけなんだなーって。その布を手にしたとき「これ、誰かの手で作ったものなんだろう」と、ほんの一瞬だけでも機械じゃなくて人間の手が作ったものだって思いを馳せてくれたらとても嬉しいって思っていた。そんなこと忘れていたけど、でもやっぱり今でも変わらない思いです。
サインはなくても「これ、私の作品」って私にはわかる。でも、他人にはまだまだ分からない。なぜなら、ちゃんと100%のパワーで自分っぽいものを作っていないからなのだ(とほほ)。

こういうことを忘れないで制作を続けてゆきたいと思った、午後のひと時でした。

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Happy Winter! 展、終了いたしました。
大勢のお客様にご来場(ご来店)いただき、ありがとうございました~♪ 

次のイベントはお正月ですよ☆


2009/12/08

餃子作りました


またまた工房とは関係ない話で恐縮です。

今日の夕飯は餃子でした。包み始めてから、どうもアンが余るんじゃないかという気配が。案の定余ってしまったので急きょ皮を作成。 料理の嫌いな私が”なぜ”作ったのか? >>> こういうのは“工作”みたいな感覚だからです。 普通の料理は極力避けたい。。。

で、ネットで作り方を調べて~とかじゃなくて、適当に。小麦粉一握り+塩をパラパラっと。水をタラっと加えて捏ねて、捏ねて、捏ねまくり。麺棒がお菓子用のくっつかない仕様のものしかなかったけど、まあいい。 で、できたのが、上の写真の下段中央から左のポッテリしたのです。

焼きあがりはこんな感じ★
今日も上手に焼けました♪ 薄ーーく作ったつもりでも焼くとポッテリと肉厚で、食べごたえのある皮でしたよ。

ちなみにCoockpadで拾ってみた餃子の皮の作り方。そうか、強力粉を入れるのか。 昔、台湾人のお友達に焼き餃子と水餃子の皮の作り方を教えてもらった時に、焼きと水では皮の材料の粉が別だと習いましたが、すっかり忘れてます。ま、水餃子の皮は小麦粉だけで作ったら水に入れた途端ドロドロでしょうな。
イギリスでホームステイしたときに、お礼にお料理を~なんて作ってみた私。日本料理を作らず餃子と中華風卵とじスープとか作ってみた。餃子が大失敗だったのを覚えております。 イギリスにはセルフライジングフラワーって言って、膨らし粉が程良く配合された粉が普通に売っていて、むしろ私たちが普通に使っている小麦粉100%の品数より、セルフライジングの方が多かった気がします。これを捏ねると簡単にパイが作れるのですよ。日本でもすごい欲しい、セルフライジング・フラワー。ただ、これを使った餃子の皮はお勧めできません。。。

そういや強力粉って英語でなんて言うんだ?

2009/12/06

Pちゃん

工房とはまったく関係ない話ですが、ペットのお話。

この写真はうちのPちゃんです。甥っ子もかわいいけど、この子もかわいい♪ 冬は寒いので、家の南側の明るい窓辺に居ります。

ちなみに、私はインコだけじゃなくてカタツムリも飼ってます。隣の家の庭にいたので捕獲。ずっと大きなカタツムリを探していたんだけど、見つけるときに限って車を運転中だったり、通勤途中だったり。名前は「チサト」ちゃん。
理由はカタツムリだからです。(まだ、理由がわからない人は私に会ったときに聞いてください) 学生の頃、雨が降ると近所のブロック塀にカタツムリが4-5匹出現していてそれを飼ったりしていたっけ。

可愛い甥っ子のうちでは、最近ワンコを飼い始めました。こんなにイイ子みたことない!ってくらいよく訓練されています。実は盲導犬テストに落ち、介助犬のテストにも漏れてしまった子。だから、まったく吠えないし、子供がシッポを引っ張っても動じない・・・。ほかのワンコではそれをやってはいけないよ、って事を子供に教育するのが先なようです。

10年くらい前かなー陸ガメ(ホルスフィールド)のヤムチャを飼っていました。名前を付けるときに母が勝手に「飲茶がいいよ」って決めてしまいました。訳があって友人のところに引き取られて行きましたが、陸ガメはまた飼いたいって思いますよー。

2009/12/04

Happy Winter! 開催中です。


 ここんところ、ずっと工房公開をお休みしています。理由は、2日(水)からの沼津市島郷の珈舎さんでの「Happy Winter!」展の準備のためでしたが、いよいよ始まりましたよ☆

 毎日毎日なんだか色々なものに追われています。ゆっくり寝たいよ~(T_T) で、とりあえずひと段落です。お正月のpasa-pasaイベントの準備までの間、ずっと保留しておいた仕事をいくつかやらなくっちゃです。
そんなこんなで、ずーーーーっとテンパりつづけておりました。。。ちなみに、今もまだプチ・テンパりモード継続中。そんな私の心を癒してくれるのは毎日聴いているGroove Lineですわ。工房は年中J-wave。 CDも多数取り揃えておりますが(ロックとか、ロックとか、メタルとか、ロックとか・・・?)やっぱり時間もわかり、社会と繋がっている感のあるラジオがベスト。(うちにいるときは、機織りのお伴は午後のワイドショーだったけど) 最近は金曜日がバイトなのでParadisoのラジオビンゴに参加できず残念です。
さて。「Happy Winter!」展の会場にはわたくしナガサワとイラストレーター・ハセガワは日曜日に在廊予定です。興味のある方は、日曜日に珈舎へGOですよ♪

2009/11/27

現実逃避してます


リースの手作りセットなるものをもらいました。といっても、実だとか穂のついた雑草系だのです。それをグルグルと巻いた蔓にくくりつけて出来上がりです。
こんな感じ。








この実、よく庭木で見かけるのですが名前が分かりません。ものすごいゴッツイ棘がたくさん!枝の途中や枝の先に山椒みたいにトゲトゲついています。
わたしは大人っぽいのとか、シンプルなのよりも、素朴なのがすき。(貧乏くさいとも言う!?)





ついでにあぐりのリースもパチリと撮影。
これはツルウメモドキのリース。
御殿場の農協の直売所でGETです。










そんなこんなで、まったく仕事に身が入りません。もう”全く時間が無い”のに、何やってんだろう(涙)。
しかし、羊やら針刺しやらの納品には行ってきましたよ。
この子達は結婚式の引出物になるようです。すごいぞ、羊ちゃん!






あぐりでもらった『ぷりんどら』。フルフルしたプリンが丸ごとどら焼きに挟まっていて美味しかったです。

・・・仕事しよ・・・。






2009/11/24

塗りました

 今年は本当にたくさんのペイントをしたな~と思い返しています。(今年もまだ、あと1か月残っているけど)
先日の例のL字型の木の板を黒く墨色に塗りました。ペンキではなく、着色剤?みたいなのを買って塗ったのですが、木の材質もあってなかなか濃く染まらず、片面塗って塗料を空にしてしまったので、反対の面は墨汁で染めつけました。これまた、なかなか染まらず3度くらい塗り重ねたかな。
 今日はあぐり君がお休みだったので手伝ってくれましたよ!助かりました。






それと、これはちょっと前の写真なんだけど、着実に石畳が広がっています。ここ最近は忙しすぎて進んでいないんだけど、とりあえず車を降りる場所は石を敷きました☆ この縁台の向こう側は30cm位の深さを掘って、植物が育つような土に入れ替える予定。とにかく粘土質の土は石畳をつくるにはとても仕事しやすいです。すぐに石をがっちり抱えて固まってくれる土は、草花を育てるにはきびしくて(しかも石がたくさん入っているし)、腐葉土をたくさん入れてふわふわの土にしたいなー。それは時間がかかるんだろうとは思うけど、焦らずゆっくりと。 この前、ミミズファームをちょっと調べてみました。ミミズを大量に飼って、その子たちに餌(生ゴミ等)を与えて土をつくるもの。コンポストよりも少ない場所でできるんだけど、ミミズたちの食欲状況を見つつなので、結構大変っぽいです。 んーーー難しいかなぁ。 とりあえず、葉っぱや雑草を腐葉土っぽく作るところからです。自宅の近所に腐葉土はたっぷりあるので、もう少し時間ができたら腐葉土採取に行かなくちゃです。
  ここ最近はお金が無い故に、あるもので何とかしよう(作ってしまおう)という事が以前に増して現実的になっています。それが結構楽しい。でも、忙しい時に限っていろいろしたくなってしまうのが困りものなんだな。

2009/11/22

寒いの嫌い

ウールの仕事をしていますが、実は冬はとても苦手。ひんやり寒い空気に当たると頭がガンガン痛くなります。だから、冬は厚着をしまくっていて、先日も6枚くらい着ていたんだけど、今の世の中そんなに厚着をしなくても、とても温かなすごい繊維があるらしい。”うにくろ”で売ってるあれですよ、あれ。
私もお金があったら買いたいなーと思っていたら、なに、600円なの?? 意味の分からないような、超激安価格。デフレスパイラル、突入。

工房ではオシャレなストーブを置いて、やかんでお湯を沸かして~・・・なんて事はしません、残念ながら。すべての作業において繊維が舞って、掃除機も出しっぱなしであることも多いくらいです。そんな状態で暖を取るための火は非常に危険なので、エアコンを使っています。「ぜんぜん趣ない~」と言われそうですけど、ここはあえて安全第一を選びますよ! とは言っても、お湯を沸かす作業も立て込んでいるので、その熱気で充分温かくなりますけどね。
オシャレより実用を選ぶ私。
誕生日プレゼントは税金の支払いを希望。クリスマスプレゼントは地金を希望。
おっと。真剣に作品制作へ向います。

2009/11/20

肩がゴリゴリ


久しぶりに写真付き!ですが、なぜか布ではなく、木工作品。次の展示(珈舎in沼津:12月2日~14日)の準備中なんですよ。

それにしても、”時間がない”に加えて”毎日ぐったり”で眠くて、眠くてたまりません。
そんなわけで、昨日はのこぎりで切り刻んだり、ホームセンターに行ったり、展示と関係ないような肉体労働を一日していたら、肩がバキバキです。
今月末日まで少し大変な日が続きます。工房をお休みすることが多くなりますが、よろしくお願いしますね。

2009/11/15

羊工場

今日もまた、写真なしのログで大変申し訳ありませんっ!写真が無いだけで、妙に殺風景ですがシクヨロですー。

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多謝工房ならぬ、ひつじ工場がスタートしました。
この春、Tuttyさんのところのイベントの為に大量に生産した羊たちが、その後幸せな事に大勢お嫁にゆき、しかし、まだまだ私の冬は終わらないので増産しております。
里親の皆さん、ありがとうございます♪
先日はKaltio.さんのところのイベントで、羊に名前をつけてお持ち帰りいただいた方がいらっしゃるって聞いたんです。カバンに忍ばせて、皆さんにお披露目していると言うお話を耳にしました。 その羊ちゃんは幸せに過ごしているのね、って想像しています。

噂によると、この羊ちゃん達はおめでたい場で活躍をされているケースが多いようです。『幸運を呼ぶ羊』とかって名称にしようかしら。

…じょうだんですてば。笑

それともうひとつ、頭を悩ませているのがお正月恒例の干支人形。虎って、どうやって作ったらいいのか、現在悩み中。

2009/11/10

庭仕事と打ち合わせ

昨日は庭仕事を少ししました。
今までも、朝の洗濯の時間は石畳作りを続けていたのですが、それはちょっとひと段落。霜が降りる前に草花のベッドを何とかしなくちゃ!と、掘り返してます。当然、例のごとく、石が出まくります。。。トホホ。。。
シランを垣根側に移動して、タマスダレをコンクリのタタキのふちに移植です。が、なんと、ラッキョも混ざっているらしいのです~。 初夏のラッキョの季節に、小林農園の方がココの庭でラッキョの選別を行っていて、どうやらそれから芽が出ているようです。タマスダレは毒があるようなので、間違うと危険なのでラッキョは花が咲くまでオアズケです。
縁台の横を掘って、そこも植え込みにしたいんだけど、とにかく石がすごかったので、取り合えず掘って、今は土を作成中。→ってか、ここで腐葉土をつくったりする場所にしようかなーとも考え中。とにかく、土がガッチガチなので土を作るところから。ミミズはたくさん連れてきたんだけどね。ミミズコンポストも面白そうだけど、場所ができてからだね。やることが山積み!

そして、12月の最初に沼津・珈舎さんにて二人展『Happy Winter!』があります~。これまた山だ!午後は打ち合わせ。Happy Winter!の相棒ハセガワマユちゃんを途中でピックアップして珈舎さんへ。
長時間あーでもない、こーでもないと打ち合わせをさせていただきました。あと3週間しかないけど、大丈夫かな? 当然のごとく、長い付き合いのマユちゃんとです、打ち合わせだけじゃなく近況ネタでもおお盛り上がり! 楽しい冬になるかな?(なるさ!)