2006/11/25

フエルトボール


今年はフェルトは作成しませんでしたが、子供向けワークショップにてフェルトボールを作りそれをオーナメントに。
子供達、こういう作業って結構はまるのですね。
みんなで大興奮。

2006/11/23

koko Kaltio.



プレオープンのお知らせ

キャンドル・クラフト kaltio./ ここにある灯り展
2006.12.10(sun)~12.17(sun)
11:00~19:00(最終日~17:00)  

冬の寒さが深まる時、そばにはぽっとやさしい灯り。  

koko kaltio.  静岡県富士市厚原1191-1
http://kaltio-rousoku.cocolog-tnc.com/
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友人のキャンドル作家のKaltio.さんの個展です。 
プレ・オープンとなるこの作品展は、年明けより工房兼ショップ(コーヒーも飲めます)がスタートするのですが、そのご挨拶展のようなもの(と、私が勝手に判断)。  富士山のすぐ麓です。

お問い合わせは コメント欄に書き込みか、メール でお願いします。

サンプル縮絨

あぁ、サンプルでよかった・・・。
ココまで縮むとは思わず。。。
しかし、さすがにココまで縮むと厚みがボワっとでて、ずっとずっと作ろうと思っていたブランケットに限りなく近づいている! これか~、って感じ。
慣れていくしかないのかしらね。

それはそうと、このチェックはほんと好きな柄になりました。

2006/11/21

茶チェック

タータンチェックではないけれど、普通の、ゴクゴク普通のチェック。
そして、茶色とベージュ。 最高に好きな組合せ。

縮絨であまり縮みませんように!

2006/11/19

退き返してます


靴下作成中。

引き返し編みは、ばっちり理解できるようになったのでかかとに穴は開きません。だてに何足も編んでいなかったわと、ニヤニヤ。


子供用です。
大人用は長いこと脳内計画中。いつか靴下展をぜひ、ぜひやりたいと思っている。編みこみがたくさん入っていたり、縄編みだったり、モコモコしていたり・・・夢はふくらむ♪
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キャンドル職人(笑)の友人BLOGにて「多謝のウール展」の告知が出されました。
(いつもありがとう、感謝しています)

2006/11/09

これも好き


前冬もそうだったんだけど、白は苦手でも青とは組み合わせたい気持ちはある。
子供の頃にはいた、タータンチェックのスカートのイメージで作りましたがこれはタータンチェックではありません。私流グラデ・チェック♪
縮絨したら絶対にかわいいだろうな~(自画自賛と親ばかを足して2で割ったみたいな感じで・・・)

2006/11/04

毛羽立ち




前回に引き続き、ちょっと英語の練習。




この写真は前回の布を縮絨した後のもの。スクエアの部分がもっとギュっと縮まって、そして毛羽立っている。毛羽をFuzzy とか Fluffというそう。毛羽を立たせる行為を「make fluffy」。”毛羽っぽいものを作る”。そんな感じ。






2006/11/02

四角形

四角形を英語で書くとsquare(スクエア)となる。
これ、覚えるときに「すくあ~れ」って頭の中で覚えていた気がする。Orangeを「おらんげ」だったり、Todayを「とだぁ~い」みたいな。

ちなみに、このスクエアたちは平織りという織り方で織られています。平織りはPlain Weaving(プレーン・ウィーヴィング)です。最もシンプルな織りなわけです。 きれいに並んだ縦糸を一本置きに上・下・上・下と横糸を通します。2段目は1段目と逆に上・下・上・下です。3段目は1段目と同じ。 このように、最もシンプル、これ以上の省きようがない基本的な形という事で「プレーン・ウィーヴィング」。
スコティッシュ・タータンといえば綾織ですが、基本は平織りがすき。だけど、タータンなどのチェックを平織りすると目がチカチカします。 織りって奥が深いなぁと思う瞬間。

パウンドケーキやクッキーはプレーンが好きです。
粉が大好き!ってわけじゃないけど、すごくシンプルな粉にちょっとお砂糖とバターを入れただけのクッキーとか、粉が焼けた香りと味だけで大満足。必要最小限の美だと思う。
ほんと、美味しくて大好き。

だけど、私の部屋は必要最小限で納まりきれない。
そんな私は物欲のかたまり。。。

2006/10/25

フライヤーできました

相変わらず手作りしています。
いいかげん印刷屋さんを使えばいいのに? とは思いますが、ちびちび変更を加えたがりの私のこと。自作自演で4649~っ。
(妙にハイテンション・・・)

はがきサイズに印刷し、それを半分に折ったものです。
この裏に作品展の場所や日程が書かれています。
WEB上で確認されたい方は多謝Textile、またはhalさんホームページまで。

フライヤーをご希望の方はdo-ze@hotmail.comまでメールをよろしくお願いいたします。

2006/10/16

英国風味

作品展のテーマを考えるときというのは、BLOGのタイトルを決めるのと結構似ている気がする。
まず、内容が決まり、それを要約するかのような短い言葉を見つける。それがタイトルとなる。 タイトルやテーマを先に決めたら、それは「課題としてのテーマ」となってしまいそうでコワいのだ。

今回、本格的に織り(もちろん紡ぎも!)を再開し、黙々と本能の赴くままに制作を続けてみたら相変わらずの地味な色合いの布が見えてきた。それは私の中での“英国トラディショナルTextile”であり、“英国traditional的スタイル”でもある。(ここは笑うところです)

そんなわけで、英国風味な作品たちが登場です。

2006/09/23

模様替え・・・できず。

いい季節になりました。
と、同時に追い込みシーズン到来です。

雑然とした私の工房風景。どうにもこうにも狭いのだけど、狭いながらに作業は可能です。
先日、陶芸作家さんのお宅にお邪魔する機会がありました。普通の部屋の中で作業をしているとは聞いていましたが、ふすまを開けてびっくり。工房だぁ(当たり前の感想です)。
そして、ほかに驚いたことが本人は雑然としているといっていましたが、何を何を、とてもきちんと整頓されて、そして、次の作業工程を待ちわびる作品たちが山のように並べられていました。どうも、私はそんな作業場風景が好きです。工場見学とかも結構すきなのですけど。 イマイチ自分の工房のあり方に納得が行っておらず、もう少し使いやすくならないものか・・・といつも考えているのだけど、それより作業を優先して模様替えを後回しにしてしまいます。
そうこうしているうちに、まったく余裕の持てない時期がすぐにやってくる。

落ち着いて、集中して考えたら時間を上手く使えるであろうに、ほんと焦ってばっかりの性格。落ち着きがないとも言う・・・。
たぶん、来春までこのままで行くことでしょう。

ちなみに、機(はた)はこの写真の左側にあります。

2006/09/19

それは、言い訳・・・


この毛を色分けしています。(結構大変な作業なのね~)

2006/09/01

サンプルを縮絨





前日のストライプと同じ縦糸のサンプルを縮絨してみる。
毛羽立つかんじと密になる感じは程よいのだけど、このウールは外套用だと思う。私の紡ぎ方云々よりも、もともとも結構堅い毛だったので、これが限界なのね~と気が付く。
手提げとかあったら、可愛いかも!

2006/08/31

ストライプ

茶色と茶色の間隔は2cm。
1cmあたり5本で計画されています。 ただし、これはまだ途中経過。
織りあがったものを縮絨(しゅくじゅう)という工程を経るとその糸の密度が上がるだけではなく、糸の繊維自体も肩の力を抜いて、繊維同士が柔らかく絡んで初めて「布」の表情を見せます。
その違いがどれほど面白いかは、作業している人以外にも感じるかどうかは謎ですが、作業をする側の私にとってはいちばんワクワクする時かもしれません。

チェック好きの私は、ストライプというものにそれほど興味はありませんでしたが、作ってみると結構楽しいかも、と思えるようになりました。これも、私の中の興味の範囲が広がった(=人間的にも幅が広がった)と認識しています。

やっと時間が出来た。
リミットまでもうすぐ。だけど、楽しんで作業をしている。

2006/08/19

そして白


今回はテーマが白と言うことで、ホンノちょっとだけ真っ白ではない白に染めたのだけど、言われなければわからないかも・・・。漂白したような白はちょっと気恥ずかしいのでそれを脱却程度です。
人生何事もそうなんだけど、ホンノちょっとの努力が効果を表しているのか、いないのか?かなり疑問なところだけど、それでも最終的にそれが「私」になる。だから、自分のした微妙な違いと言う努力は、結果的に次へ進んでゆく。

2006/08/08

冒険

オーソドックスなのもいいけれど、こういうのもたまにはいいかなって。

これは機掛けの段階。
私は綾返ししないのよね。。。

2006/08/06

既成糸

ウールの場合基本的には、糸は紡いでいますがモノによっては既成の糸を使うこともあります。
既成の糸と言っても、織りの為に作られた紡績糸です。
ハリスツイードの工場で、紡績されるまでを見たら面白くて自分でもツイード調の紡績糸(単糸)を使い始めました。知らないものと出会う、新しい発見をする、挑戦してみる・・・こうやって、徐々に自分のものとして吸収されていく気がしました。

今まで「白のみ」って、好みと違ったから使うことはほとんど無く、今回は初の挑戦。とはいっても、まったくの真っ白はやっぱり出来そうにありません。

スコットランドと並んで好きな国はギリシャです。
どちらも荒涼とした大地に青い海なんです。
そして、どちらの国旗もしろと青。
自分でも無意識に白+青の組み合わせって選んでいたりします、似合わないのに。(笑)

2006/07/23

負傷中

私、ただいま右手を負傷中。
負傷といっても見えない内部でのお話。尺骨神経というものが右肘の中で傷ついてしまっており、その痛みは右小指方面手首から末端にかけて激痛となってあらわれています。
春にも一度なったんだけど、処方されたビタミン剤ですぐに治ってしまいました。すっかりそんなことを忘れていたら、再びその痛みが襲ってきて、最近始めたデスクワークのバイト中「もしや、手が動かなくなるのでは?」みたいなことに。

再びビタミン剤を処方していただき、飲んでいるのですけど・・・これ、ただ神経細胞を再生させる能力のあるビタミン剤なんです。気長に治していきましょうと言われたけど、腕は私の商売道具。内臓疾患も生活のうえでキツイけど、負傷もそれ以上に厳しいです。
本当は疲れを忘れてガンガン作業をしたいのですけど、そういうわけにも行かず。

かなり凹んでいます。

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ひじをピンポイントでぶつけると、手首のほうまでグワ~ンってしびれて、しばらく手が動かないってことが過去に何度かあったんだけど・・・もしかしてそれが原因なのかもしれないって思い始めてきました。

おっちょこちょいがバレてしまう。
治ったら、がんがん行きますよ~。

2006/07/03

毛糸が出来るまで part2



先日の紡いだ糸を、撚り合わせます。 写真を撮るために、変な角度で糸を持っています。

拡大するとこんな風。
縄を撚るのと同じで、2本あわせたものは単子で作ったものと逆側に撚ります。

ニット用の糸、もう止めよう、止めようと心に誓ったはずなのに・・・喉元過ぎるとすっかり忘れてしまうのが人間のおろかなところ。
この労力、次へ進めたいのだけど・・・まじで、まじで。

2006/07/01

毛糸が出来るまで

制作日記とは名ばかりな日々が続きました。
なので、ちょっとそれらしいことを・・・(ニヤリ)

ニット用の毛糸を作っています。
えーと、どんなものでもそうだと思うのですけど、制作手順、作業方法など100人作家が居れば100通り・・・と言うことで、ここでは私の方法。(変だよ、それ?とおっしゃる方もいると思いますけど)


ローラッグ
羊の毛を解毛し、カード機という繊維の方向をそろえる(&ゴミも落とす)機械を通した後、それをローラッグと呼ばれるイモムシのような形に形成します。




紡ぎ
ローラッグを紡ぎます。昔の足踏みミシンのように、足でパタパタとペダルを踏むと大きなホイールが回り、その動力でボビン(糸が巻かれている部分)とフライヤー(フックのような金具が付いている部分)が回転し、それによって繊維に撚りが掛かります。
この動作を文字で説明するのは難しいっ!



木枠に巻く
私の糸車は、ボビンの取り外しが容易ではありませんので、いちいちこんな木の枠に巻き直します。骨董屋では結構なお値段で販売しているこの木枠、私たち織り手には普通に小道具として使用中。
ここでは、単糸(1本撚り)としての糸が次の作業のために待ち構えている状態です。

続きは、またその作業に入ったら・・・

おたのしみに。