2008/12/15

ランダム

ここんところ、ランダムに横糸を入れて織るものに凝っていて、(といっても、そんなにたくさん作っているわけじゃないけど)
いつも、作った作品のサンプルを必ずとって置くようにしていますが、作品自体はランダムに色が入っているので、全然サンプルの役目を果たさないのが実情。

どうしてもどこかに鮮やかな色を入れないと気がすまなくなってしまっている今日この頃(笑)

2008/10/22

in the middle of preparation : 準備中~




あさってから始まる「うちっち展」に向けて、作品を準備中です。


今回の作品は、主にフェルトが多いです。そして、常にチクチク・チクチクです♪
やっぱり、作るからには可愛くないとね♪
お菓子作るのも、美味しくないとね♪みたいな!

POPでWildで、そしてLooseなEthnic(Tribalでも可)が心地よい。
結局、若い頃に好きだったものに戻るんだなーと、感じています。

大人になると、お財布の余裕もできて、ちょっと贅沢な質のものに囲まれたり
そして、そんな優雅な時間に埋もれて、ふと気がつくと
「・・・私じゃない・・・」と感じ、
じゃ、何が心地いい世界なのかといったら
分厚いブランケットを、地面にバサッと広げ
ジャラジャラたくさんのバングル鳴らして、音楽かけて体を揺らす感覚。
地面に近く、空気を感じ、羊の体温や、水の感触、腹のそこから湧き出るリズムと
そして、木々の発する気と、地に染み込んだ歴史の匂い。

決して忘れてはいけない、それらの感覚を思い出してしまいました。

今回の作品展にそれが反映される事は難しいけど
私の心の中はいつもそんな感覚。
魔女に戻らなくっちゃって反省です。
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I am right in the middle of preparing for the "Uchicchi-ten" at the moment.The main projects are felting work at this time which have embroidery on them in the usual style that comes forth from my hands. So, it should be so cute If I create it myself, like " cake must be sweet and nice if you make". POP, wild, loose and then ethnic (tribal also nice) are my favourite things. I am feeling we go back to the point where we were most enjoying our early days in the end. When we grow up, the life fill affluence more than young ages and can get more high quality material things. To be buried in such graceful time we will notice, it is not me.
So what the comfortable life for me is ... Open the big and thick wool blanket on the ground, making sound of metal bangles, and shaking the body with the exciting music.
Close the ground, feel the air, also sheep body temperature, the touch of the water, rhythm from my deep body, spirits from woods, and historical smells soaking into the soils.
To remember those important feelings which exist deep in my being and heart.

Through out all the ups and downs of life , always I have this mind in my heart.
On reflection, I have to go back to the witch.

2008/10/05

at last : ついに・・・


もう、本当にガッカリです・・・。
とうとうパソコンがこんなことになってしまいました。
再起動したら何とか通常画面に戻って、そしてまたいつものchecking fileをがんばってしているようです。
とてもじゃないけどパソコンなど新調する余裕の無い私。
壊れたら大きな仕事はどうしよう。
持たない、と言う生き方にあれほど感化されたはずなのに、結局物欲主義の悪魔が取り憑く。
嫌だと思いながらも、捨てることが怖い私はどんな人生を歩んでいくのだろう。
でも、やっぱり壊れたPCで作業することってストレスだよ。
It is really disapointed happen. My computer monitor showed it at last.
after then start it again that monitor gave the normal looking but still doesnt work ,so so so bad.
and it works "checking file" as usual.
I can not pay extra money for buying the new computer.
If it really doesnt work, what should I do?
"Simple life" , I was impressed this way of thinking exactly, however the monstor of materialistic coming to me again. I dont want it , I dont like it... but still I feel to scare to lose ... what kind of life shall I do...
anyway, working with this not good work computer makes me really stressful.

2008/05/06

クラフトのつながり


ここのところ、ちゃんと(?)外を出歩いているせいもあって、いろんな出会いがあります。特に、多方面でのアーティストとの出会いが山ほどあって、わくわくです。

私もアーティストの一人として地道な活動を続けていかないと!!

いらないものを処分することと、整理することは紙一重なんですけど。というのは、フリマに出すといっても「それは販売できないでしょ?」といったガラクタばかりなので、捨てるしかできないのですよね。

湧きでるアイデア、はじける欲望。
マッタリしている場合じゃありません!!

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I "do" go out recently very often, I have lots of chance to meet artists. Especially knowing different type of art creators is letting me so exciting.
I keep going to create as one of the artist.

dispose of disused things is similer with only a shade of difference. My related thiings are not valuable things for peopple as like rubbish.

Heatied Ideas, & Pop'n desires!!
Can not hang loose!!

2008/04/20

キルト

オーストラリアは、アイリッシュとスコティッシュ系の多い国です。
今回、滞在した3軒ともスコティッシュ系でした。そのうち2軒でキルトと遭遇。涙が出るくらい嬉しい!



 


左は現代的な、儀礼用のタータン。アンソニーなイメージ(笑)です。スカート部分は横にベルトの着いた、子供のころよく履いた巻きスカートって物で、肩から同生地のタータンを掛けています。右のキルトピンでとめてあります。

こちらは、もっとオーソドックスなタイプで、グレートキルトと呼ばれる5-6フィートの長さのキルト。スカートになる部分はプリーツになるように仕立ててあって、それをぐるりと巻き、あまった長い部分を後ろと手前から肩に持ち上げ、肩の部分でキルトピンによって止められます。
背中部分がタプタプしているのは、そこがバックパックの役目を果たすようで、物入れになっています。
どちらかというと、ロブロイなどの戦士系。
スコットランド熱を自粛していた中での、キルトとの出会いですが、あまりにカッコよくて軽く目眩を起こしそうになったのは言うまでもありません。笑

2008/04/09

オーストラリアに来ています


Hiya Everybody.

I had not written for long time. I am in Australia now.  This is Big Merino made by concrete.
超巨大メリノ羊と到着早々ご対面。
その後はキャンベラの国立大学にて、結婚式に参加したり、テキスタイルのアーティストたちと交流したり、現在はメルボルン郊外にてこれまた羊と触れ合っております。
しかし、メルボルンはでかい。
キャンベラは小さい。
田舎者の私には、キャンベラのコンパクトさが妙に心地よいのでした。
(笑)
学生たちの様子を伺い、私のつたない作品を公開し、美術学部ののびのびとした懐かしさに遠い昔を思い出しつつ・・・楽しい日々を送っております。
あと1週間で現実に戻らなくてはならないけど、それまでの間やることが盛りだくさん。
あぁ、学生に戻りたい。。。

2008/01/08

新春


あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

このお正月は、恒例の1月2・3日開催の『pasa-pasa』のために、かなりパワーを費やしてしまい、昨日までダラダラとした日々を送ってしまいました。

今年の目標は、いろいろ考えたけどやっぱり『私で在る』ってことですね。『私』を『公』に決してしないように、コツコツと歩んで参りたいと思います。
皆様、今年も今後もどうぞよろしくお願い致します~

2007/12/06

邁進チュー

次のpasa-pasaイベントはお正月です。

毎年、大晦日に紅白を横目に搬入作業です。今年も、大晦日の搬入に間に合うように準備しているんですけど、なにせ今年は夜更かしが苦手となってしまったゆえ、かな~~り夜の作業が厳しい(汗
でも、そんなのカンケーネーっ!おっぱっぴーなのです。

このお正月は、黙々とした作業ではなくもっと楽しむための作品展になる予定。だから準備も楽しい♪
まさにおっぱっぴーなわけです。
でも、相変わらずご飯を食べるのは面倒くさくて、お腹がすくことを億劫に感じています。

だめです、自分自身の管理もできないようじゃ、人間ダメです。

さて。
来年はねずみ年ですので、いつものヒツジに加え、すこしマウスを投入する予定です。USBは対応していません。赤外線でもありません。猫には注意です。 狙うはオランダで買って取り上げられた未検疫のゴーダーチーズ。まったくもって意味がわかりません。
pasa-pasa '08/vol.08
2008年1月2日・3日  10:00-18:00
静岡県三島市にて
詳細はこちら



Exhibit of Colourful Arts and Articles
pasa-pasa '08/vol.08
Jan-02 & 03-2008  10:00-18:00
@Mishima-city, Shizuoka-pref. Japan
more information (Japanese)

2007/12/04

『スコットランドなTweed&Hatで冬支度展』終了いたしました!


長いようで短かった6daysのイベントも、とうとう終了いたしました。
清々しい気持ちで終了したのですが、これがHAPTICHOUSEのオーナー夫妻も帽子屋PEONYご夫妻もみーんな同じ気持ちで、いい展示会だったね、といいます。
お客様に喜んでいただいたのももちろん素晴しい事。でも、主催側もよかったねと喜べるのは、みんなみんなが幸せな証拠。素晴しき理想郷です。
きっと毎日美味しいものを口にしていたからでしょう。
お客様には手作りのショートブレッドとスコーン。私達には毎度閉店後の御殿場グルメツアー!どれもこれも素晴しく美味しい食事ばかり。心も胃も喜んでおります(笑)。

今回は糸紡ぎのワークショップも簡単ではありますが行われました。
これは、体験していただく事によって羊の毛のことを肌で感じたり、その手間を体験してもらったり、なにより楽しさを知っていただきたい、もっと羊を知ってもらいたいと思う私の思惑を十分に発揮できた気がします。
家に帰って家族に話したらちびっ子が是非みたい!と再び訪れてくれたり。子供達がすごく楽しそうに糸を紡ぐ姿が、こちらまで幸せになってしまいます♪
もちろん大人たちにも楽しんでいただいたようです。


12月に入ったばかりなのに、もうクリスマスが終わってしまったみたいな気分です。
またin御殿場で楽しい企画をしてみたいと思います~
お楽しみに♪





ちょっとわかりにくい場所でした。
皆さん『本当にここでいいの??』みたいな場所に向かって、がんばって来ていただいたことに感謝しています。ドキドキしながらやってきた白い建物の中にはクリスマスムード満点の空間でびっくりされたと思います。驚かしてごめんなさい♪
でも、多くの方がものすごい長居をされていったのを、主催側は大変うれしく感じています。
くつろいでいってくださって、ありがとう。

次は三島で逢いましょう~

2007/11/28

『スコットランドなTweed&Hatで冬支度展』前半戦終了!

会場とその周辺のレポートです。

冬支度展の前半戦3日間は、すっきり富士山がよく見える好天に恵まれました!
御殿場からみる富士山は巨大!!!!!

私の住んでいるところも、かなり美しい富士山が望めるのですが、さすがに負けます(笑)
こんな光景に向かった先に、HapticHouseさんはあります。















会場内はクリスマスムード満点!
Peonyさんからたくさんの楽しい帽子が並んでいて、お客様は端から被りまくっています(笑)
そんな私も一つ買っちゃいました。











左はオーナーの長尾さん。
右は手作りのスコティッシュ・ショートブレッド!!!
ショートブレッドの作り方、むしろ材料を聞いて「そりゃ高級なわけだ・・・」と改めてしりました。


会期中、可愛いお客様がたくさんやってきて、子供好きのスタッフたちは仕事そっちのけで遊んでしまう場面も・・・(笑)
みなさん、お腹いっぱいになりましたか?



世間もクリスマスムード一色です。
これは、御殿場市の「時の栖(ときのすみか)」。こちらのイルミネーションはTV等メディアで取り上げられまくりのすごいモノ。年々、イルミネーションのボリュームはUP!UP!
美味しい料理と地ビールが堪能できます。温泉も、お泊りもOK。







そんなこんな、遊んでばかりみたいなイベントですが、イベントだもん遊んじゃおう♪ と、いつになくハイテンションで楽しんでおります(なにせ、何ヶ月も閉じこもっていたので・・・汗)
不思議で、楽しい今回のイベント。遠くは群馬県からも多くのお客様が来場されて、本当にありがたいお話です。
この雨で、富士山の白さも増したのではないかと思います。
後半戦は11月30日(金)12月1日(土)・2日(日)の3日間です。嘘じゃなく、本当に素敵で楽しい会場です!是非皆様も御殿場までいらしてくださいね~

〒412-0045 静岡県御殿場市川島田1706-6
TEL 0550-70-6660
FAX 0550-70-6650
E-mail info@haptichouse.com
URL http://www.haptichouse.com/

2007/11/22

お待ちしております。


いよいよ、明日の祭日から『冬支度』展が始まります。
主にマフラーが多いですけど、もちろん格子柄です。
新しいタータンチェックより、ブレイブハートなイメージで。
本日、夕方搬入です。
また様子をお伝えいたします!乞うご期待♪

2007/11/16

あと1週間


この冬最初の作品展のイベントがあと1週間と迫ってまいりました。

じわじわと迫り来るこの緊張感。。。

仕事が遅いのと、他の仕事が追っかけてくるのと、何がなにやらで頭の中が混乱です。

いつもどおりの私なりのペースでこなしていこう!

と ぼちぼちかんばっています。


こんなとき、小心者はこまりますわ(笑)

2007/10/09

染め

忙しいっていうのに・・・(笑)
忙しいからこそ、ちょっと息抜きをしたくなるわけで。来春ようになるであろう綿糸染めになりました。

2007/09/28

杉綾


「スギアヤ織りですよ」、と言うと
「これまたセクシーな柄なんでしょうね」との返事。

杉本彩織りじゃないってば(笑)

2007/08/17

いろいろ


久しぶりに色のついた羊毛。
MIXする楽しみはこのシェードを自分で作り出せるということ。それがしたくて、糸紡ぎをはじめたんだったなーと思い出した。

楽しいです!

2007/08/02

草原にて



先日、伊東市にて行われたイベントにてこれらの作品が公開された。
主題は「0」だったのだが、その中で「布」についての話が出る。そこで発表されたのだが、多謝という名前は布を説明してくれた彼女のお話と、きっと何か通じるものがあったと思う。そう信じている。
私の手から紡ぎだされたその糸は、彼女のために、彼女を思って糸となり、面となり、布になり。
暑い日だったけど、草原とフエルトはまるでモンゴルの草原のようだった。(実際、モンゴルの歌が響き渡ったりもした・歌い手は写真上の女性)
不思議な不思議な空間に共存できた瞬間に感謝。
関係者の皆様、ありがとうございました。
雨が降り
しずくは大地を濡らす
堅い木の実は
殻を破って芽を出す
そして
地中の水を吸い上げて
ぐんぐん大きく育ってゆく
もしかして、それって0じゃないのかもしれないよ。

2007/07/23

シェットランド

自分では選ばないもの、自分では行うことはないこと、自分では想像も創造もしないこと。

2007/07/05

スツール座面



以前、座面生地を織っていたものがサンプルとして我が家に戻ってきました。
そのほかの生地も座面用に詰め物をされて”ザ・サンプル”としてあります。なかなか楽しいです。

意味が???ですが、このプランニングはまだまだスタートしたてなので、今後に乞うご期待です!

2007/06/05

格子

いろんなことがひと段落したから、大きな布を織りたいと思い、サンプルを兼ねて紡績糸で服地を織り始めました。
いい運動になります(笑)
背の低い私のこと・・・110cmまで織れる機ではあるけど、実質無理??(笑) というのも、手が届きません。(笑) ハリスで見た、ペダル式の織機が欲しいとは言わないけど、おばあさんが織っていた木機で、真中に紐が付いていて、引っ張るとシャトルが左右に飛ぶ装置が欲しい・・・
と、織りながらそんなことを考えています。

贅沢をいったら、きりがない!!

2007/05/24

販売いたします(6月末日まで)



ティータオルの在庫分をネット販売いたします。Until 31 June 2007

お近くの方は実際に手にしていただいて見ると良いと思いますが、遠くにお住まいの方から入手方法のお問い合わせがあり、特にお店におろしたりしていませんので、web上で受け付けることにいたしました。以下のアドレスから多謝SHOPにアクセスしてください。

多謝SHOP
http://do-ze-shop.blogspot.com/

お問い合わせ
mailto:dozetextile@gmail.com





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2007/05/09

マンゴー・カラー


とってもおいしそうな色に仕上がりました(笑)
織っているときから、気持ちがウキウキする配色だった気がします。 
そういう時って、必要ね!
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2007/04/27

ティー・タオル


ティータオルというと、アイリッシュ・リネンのバリンと糊がかかったような美しいものを思い浮かべますが、いわば”布巾”ですね。 これはイギリス英語でTea Towelといいますが、アメリカ英語ですとDish Towelと呼ぶそうです。
ま、どっちでもいいんですけど(笑)スコットランド贔屓の私としては、なるべくイギリス英語で単語を覚えていこうと思っています。

そこで。
我が家では食器拭きはコットンを使っています。本当はアイリッシュ・リネンなどの亜麻(フラックス)のものが繊維がつかなくていいようです。 
今回はコットンです。

以前織ったガラ紡の布はその後糸が入らず、在庫限りとなります。

2007/03/21

白い糸


結束糸と呼ばれる糸です。
あれほど「もう、ウール以外は・・・」と心に誓ったくせに(笑)そうも言っていられないのに気がつく私。
これは織る為に順番を待つ横糸ですが、いつも思うのがチョロギにも見えるし、イモムシにもみえるなーと言うのが私の意見。(剥きエビも・・・、これ以上は止めとこーっと)
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2007/03/19

室内干し



布の最後の処理は、いつもなら午前中に行って、午後に一気に外で干すんですけど
今日はいろんな都合上午後に干したらやっぱり完全に乾かず・・・
そんなわけで部屋干しです。

これはスツールの座面サンプルになる予定。
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2007/03/05

インテリアファブリック

作りたい、作りたいと思う中の1つにインテリアファブリックがある。巨大な緞帳のようなカーテンとかではなく、もっと生活に密着した感じのもの。それを手織りで作るのは勿体無い気もするけど(笑)作りたいんだからいいじゃない?
ってことで、家具職人を目指す友人とワクワクしながら計画中。

さて。
この写真は、機の『ソウコウ』と呼ばれる部分に縦糸を通したもの。
この写真だとごちゃごちゃしているからわからないけど、垂直に並んでいる白い糸が『ソウコウ』と呼ばれるもの。この機を使うまではずっと針金のものだったのだが、いいかげん慣れてきました。
このソウコウにも通す順番があります。それによって模様が出てきます。
ソウコウに通した後は『筬(オサ)』と呼ばれる櫛みたいなものに縦糸を通してゆきます。

この辺が機織の『大変なところ』です。
私はなれちゃったからそれほど苦痛ではないけど、ここでイヤになっちゃう人もけっこう居るようです。

2007/02/22

the lists : カタログ制作

カタログといっても、それで通販を行うわけではなく資料作成でございます。

この1年間の作品のロットナンバーがあやしいぞ?と、リコンファームしつつ、ついでにプリントアウトしてみたらこんなことになっていました。
ひょえ~
大した量は作っていないな・・・と、思っていたから我ながらびっくり。

ところで、そんな1年間フェルトに没頭したり、羊に没頭したり、紡ぎに没頭したりだの「あぁ、節操が無いのかしら」と思っていたのだけど、こうして通してみると・・・これぞ私!なのだと納得。
特定の作業に対するプロフェッショナルを目指しているのではなく、私という人の中にあるイメージを如何に形に表すかが重要だと思っています。そして、この一覧がそれを物語っていました。
めちゃめちゃ「多謝の世界」なんですもの。(笑)

まだまだやりたいことは尽きないし、その先にある物は大体見えてきています。

がんばろ~!

2007/01/27

Lichen dyeing : 苔染め

アウターヘブリディーズ諸島(英・スコットランド)では、かつて苔を使って染色が行われていた。現在のハリスツイードのための染色は植物染めは行われていないという話だが、ハリス島にある小さな工房では時々少量を染めている。(写真上)
この苔(写真中)はそのままの色を抽出して媒染剤無しで染まる。(写真下)おそらくこの島の水質によると思うのだけど、日本でもそんな苔があったら是非染めてみたいと思う。
ウールを染めるとき、熱を加えることが私の中の気になること。今後の課題である。
ところで、上の写真は私がその工房を訪れたときに火の番をさせてもらったときのもの。火熾しも昔ながらにピート(泥炭)で行っていて、思い切り炎を出させることが難しかったらしいマーガレットさん。その辺は結構得意なので力になってみた。初めて沸点に到達した~と大喜びで隣りのうちの方に報告していました。 また行かなくちゃ、です。












2007/01/17

merino

ちょっと趣向を変えて。

普段きれいなメリノ(?)を使うことが少ないのだけど、今回は手触り優先で染色済み原毛を使用してみました。
やっぱり柔らかくて気持ちがいい~のだけど、私のキャラクターとはちょいと質感が異なるようです。
それでも、気持ちよいことには違いはありません。

先日気が付いたこと。
私の好みって、ちょっと土臭い感じみたい。(笑)
ブレイブハートの毛織物たち、むかし友人が「スゴイかわいいコートを着て居たんだよ」と教えてくれて、なるほど、なるほど。スコットランド本来の毛織物の使用方法なわけです。それは、防寒であり、生活であり、伝統であり。 それはスコットランドに限らず毛織物の生活文化のある環境のそれにやっぱり魅了されてしまいます。

今はとっても絨毯を織ってみたい気持ちでいっぱい。今の織り機を手に入れたときも、即行でキリム(平織りの意味だそうです)を2枚織ったことを思い出しました。

2007/01/02

謹賀新年


あけましておめでとうございます
皆さまの1年が素晴らしいものとなりますように!

本年もよろしくお願いいたします。