写真は、夏真っ盛りの8月下旬、籠コレクションを拭き拭きしてお外に干しました。なんだか部屋がかび臭いのをいくら詮索しても見つからないのは、もうこれしか考えられない!と。普通は陰干しなんでしょうが、カビ菌退治もあるので、日光消毒です。
この8月は何をしていたかと言いますと、わたしはほぼ寝込んでいました。病気しちゃいまして…。暑かったし、丁度良かったのかな(^_^;)
歯医者の予約が入っていた日の朝、突然喉が痛くて、クーラーで風邪ひいちゃったかな?と、予約をキャンセルしたのですが、こんどは耳の奥まで痛くなってきました。近くの病院で鼓膜炎と診断され、お薬もらって飲んでいたんだけど、まぁ、痛いのなんのって。電気が走るみたいな激痛が時々襲ってくる。それは頭皮までビビビって! お盆期間に突入してしまっていて、なんか炎症が広がっているなーと不安になり大きな病院の耳鼻科に掛かることに。すると、診断は『帯状疱疹』と。しかも、耳にできる帯状疱疹は『ハント症候群』と言って、また別の症状が出でくる、じつは怖い病気でした。
痛みはその後すぐ良くなったけど、目眩と難聴がポーンと出てきて、最後には顔面麻痺まで出ました。幸い、私は軽かったので難聴も治ったし顔面麻痺に至っては先生も驚くほど直ぐ治ったのですが(もちろんお薬ガツンと使います)、目眩はまだ残っています。
ある日突然、『え?』って瞬間から、ウイルスが神経を冒して、あれもこれも生活困難になる。でも、この病気は死なないから…そう言われても、次に何が来るんだろう、どこまでいくんだろうと不安しかない病気でした。
6月からずっと困っていた腱鞘炎は、顔面麻痺時に飲んだお薬のお陰で、その間はあら不思議?!痛みがなくなっていまして…でも、ドーピングきれたらやっぱり痛い。もうちょい、おとなしくしていなさいとの事です。
なにか作りたいなーと言う気持ち、手を動かしたいなーという欲求は常にあります。
帯状疱疹は疲労やストレスがとても大きいそうで、今年はコロナで生活環境の変化や経済的ストレスなど抱える人が多いからか?例年の何倍も帯状疱疹の患者が増えていると聞きました。
性格的なものもありますね。我慢しているつもりは無くても、我慢してたなーとか、力入ってるな、歯を食いしばっているな、アレやらなきゃコレしなきゃと動き回っているなとか。私は、常に何か手を動かしていたのに、パタリと腱鞘炎であれもこれもダメ!ってなったストレスがものすごく大きかった事も分かっています。 それはいまだに継続中なわけですが、ほんと、困ったな。
この先、私の仕事はどうなるんだろうな
楽しくものづくりを続けていきたいのだけど、お仕事としてはどうなのかな? 今まで、ガチャガチャあれこれやってきたけど、それは自分の身体をダメにするんだなーってちょっと気が付いたって言うか。コロナで状況が変わったのは確かだし、コロナとは関係ない事で身体を悪くしたのも確かだけど、年齢的な事も決して関係ないとは言えません。
ずっとずっとこんなことを言い続けているのには理由もあり、この数ヶ月の間にお問い合わせをいくつか頂いたいて、それをお断りする心苦しさが、小心者である私を気づかせます。『せっかくのお話し、勿体ない!』…とは思わないのですが、求めて下さるものをお断りする申し訳なさ。ごめんなさい、ごめんなさい。ちいさな頃から、自分で掲げる目標なんてのはなくて、周りの期待に応えるために頑張るような子だったので、それが今の私を作ってしまったようですね。(まぁ、中学生になって全て嫌になって、大反抗期突入でしたがw)
大人の反抗期はないですけど、でも他人のための時間より自分のために集中する時間にしましょ。
なので、年内はお仕事しません。(既に受けている事は続行) 年明けいつから?なのかは、私の体調次第とさせていただきます。
御理解の程、お願い申し上げます。
10年前にも1度そんなことあったな。
販売目的の作品展はやらない、販売するだけの目的でものは作らない、自分が納得する作品、楽しいと思う作品、幸せに思える作品だけを作る、って。
『何言ってんの、甘いんじゃないの?』
そう思う方は多いでしょう。
でも、私はものが作りたいんです。作家(作る人)なんです。手を動かしたいのです。
それが出来ない今、やはり、手を動かせる状態に持っていくことが最優先かな。
人間、いつ、突然、日常が覆される事が起こらないと、だれが知りえますか。実はずっとずっと、右でが使えなくなったら私は気が狂うな…って思っていたら、ほんとに使えなくなっておかしくなりました。おかしくなったら、日常生活も困難になりました。
病気は交通事故のように突然やって来ますよ!
長くなっちゃった。
では!