2011/03/21

チャリティーイベントが開催されます


4月1日から1ヶ月間、多謝工房とインターネットの両方で、チャリティーイベントを開催することが決まりました。
今年は作品の展示販売はしないつもりでしたが、いきなりやる事が。(笑) イレギュラーは常につきものです。 

参加アーティストも、作家、アーティスト仲間に声を掛けたところ皆賛同してくれて、展示会としても面白いものになるんじゃないかと思っています。 

平日はネットショップで、 週末は工房にて実店舗販売と、すこし不規則なオープン形態です。

少しでも、皆さんにご協力いただけたら嬉しいです。
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直接的に被災した方が、身近に居ました。
その方々は、原発から10Km 県内に住んでいました。 毎年、美味しい福島のお米をいただいていたのは、そこの方たちからでした。3家族で伊豆の親戚を頼って避難してきています。着の身着のままやってきました。 もう、帰れないだろうという思いでいるようです。80代のおばあさんもきました。「被曝してもいい、福島で死にたい」と言っているようです。 
うちの実家は、3月に入ってすぐに布団を何組か処分しました。タイミングというのは恐ろしいものです。 それでも、まだある、ある。 この方々は新しい生活をする準備を始めています。我が家も出来る限り、まずは基本的な生活ができるように、安心できる寝床を確保できるようにお手伝いをしようと。

 『住む。』春号は改修特集。その中の畦上圭子さんのコラムを見て、なんとなく日本人の「家」というものに対する執着を見た気がします。 日本の住宅の平均寿命は約30年。 ヨーロッパでは70年80年は当たり前です。 気候の違い、環境の違いもありますが、日本人の潔癖主義(ある種のプライドの高さ)がここに行きついたのではないかと思われます。 「ここ」とは、現在非常に多くの空き家が存在している、という事実のことです。 この田舎にもマンションもばんばん建って、そんなに沢山人がいたっけ?って感じます。 そういえばあちこちに売り家のサインがたくさんあります。 新しい家を建てるのもいいけど、古い家を素敵にリノベーションする そんな世の中になればいいのに。 そして、そんな沢山ある空き家に、家を失った人々が住めればいいのに。
しかし、我が工房も築40年弱。当時は大きな窓からさんさんと日が差し込むことが贅沢だったといいます。ふすまと障子で部屋を仕切っていたので、それらを取り払った結果、広い工房が確保されました。けど、柱や基礎がちゃんとしていても、壁がペラペラなんです。屋根も瓦が重たいんです。広い窓ガラスは耐久性が乏しいんです。 じゃ、どーすりゃイイの?なんです。
 また、さっき伊豆が揺れました。
日本で生活するのって、結構大変なのかもしれないって思いました。

Act for Japanです。
がんばります。
展示、見に来てください。
そして、たくさん宣伝してください。
よろしくお願いします。