2006/07/23

負傷中

私、ただいま右手を負傷中。
負傷といっても見えない内部でのお話。尺骨神経というものが右肘の中で傷ついてしまっており、その痛みは右小指方面手首から末端にかけて激痛となってあらわれています。
春にも一度なったんだけど、処方されたビタミン剤ですぐに治ってしまいました。すっかりそんなことを忘れていたら、再びその痛みが襲ってきて、最近始めたデスクワークのバイト中「もしや、手が動かなくなるのでは?」みたいなことに。

再びビタミン剤を処方していただき、飲んでいるのですけど・・・これ、ただ神経細胞を再生させる能力のあるビタミン剤なんです。気長に治していきましょうと言われたけど、腕は私の商売道具。内臓疾患も生活のうえでキツイけど、負傷もそれ以上に厳しいです。
本当は疲れを忘れてガンガン作業をしたいのですけど、そういうわけにも行かず。

かなり凹んでいます。

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ひじをピンポイントでぶつけると、手首のほうまでグワ~ンってしびれて、しばらく手が動かないってことが過去に何度かあったんだけど・・・もしかしてそれが原因なのかもしれないって思い始めてきました。

おっちょこちょいがバレてしまう。
治ったら、がんがん行きますよ~。

2006/07/03

毛糸が出来るまで part2



先日の紡いだ糸を、撚り合わせます。 写真を撮るために、変な角度で糸を持っています。

拡大するとこんな風。
縄を撚るのと同じで、2本あわせたものは単子で作ったものと逆側に撚ります。

ニット用の糸、もう止めよう、止めようと心に誓ったはずなのに・・・喉元過ぎるとすっかり忘れてしまうのが人間のおろかなところ。
この労力、次へ進めたいのだけど・・・まじで、まじで。

2006/07/01

毛糸が出来るまで

制作日記とは名ばかりな日々が続きました。
なので、ちょっとそれらしいことを・・・(ニヤリ)

ニット用の毛糸を作っています。
えーと、どんなものでもそうだと思うのですけど、制作手順、作業方法など100人作家が居れば100通り・・・と言うことで、ここでは私の方法。(変だよ、それ?とおっしゃる方もいると思いますけど)


ローラッグ
羊の毛を解毛し、カード機という繊維の方向をそろえる(&ゴミも落とす)機械を通した後、それをローラッグと呼ばれるイモムシのような形に形成します。




紡ぎ
ローラッグを紡ぎます。昔の足踏みミシンのように、足でパタパタとペダルを踏むと大きなホイールが回り、その動力でボビン(糸が巻かれている部分)とフライヤー(フックのような金具が付いている部分)が回転し、それによって繊維に撚りが掛かります。
この動作を文字で説明するのは難しいっ!



木枠に巻く
私の糸車は、ボビンの取り外しが容易ではありませんので、いちいちこんな木の枠に巻き直します。骨董屋では結構なお値段で販売しているこの木枠、私たち織り手には普通に小道具として使用中。
ここでは、単糸(1本撚り)としての糸が次の作業のために待ち構えている状態です。

続きは、またその作業に入ったら・・・

おたのしみに。