2005/09/27

ツイードとタータン

ロンナー社・チェヴィオット ツイード

チェヴィオットを調べていたら、チェヴィオット・ツイードと言う生地の写真と解説を見つけました。
私は、他人の名前を覚えることが苦手なんだけど、羊の種類も同じく詳しくないです。自分が触ったことがあるものしか名前は頭にないし、シルクに限っては虫がいやなのでスライバーとかで済ませてしまうため違いもよく把握していません。むか~し友人らと紡ぎ糸販売をしていたときに、他のメンバーが冒険心で注文した羊毛を触った事により、ちょっと幅が広がりましたが、私一人だったら冒険しないんだよな・・・。だから、ちょっとしたきっかけで半強制的でもないと新しいものに触れることがないのです。
これは食べ物に顕著に現れます。食に関して、ぜんぜんと言うほど興味がないので、自らは冒険はしません。断言しても良いくらい(威張って言うことじゃない・謝)。

そんな感じですので、既成の生地となるとハリスツイードこそあの場所で作られたツイード、という容易に想像のつくものから入っていきましたが、他にもツイードにはたくさんの種類があることを実は知らないでいました。
(綿やシルク、麻に関してはひどいものです。)

あ、ついでに自分の無知さをさらけるのならばタータンチェックのBlack Watchを良く知らなかった。軍隊のタータンがあることはは知っていたけど、「ぶらっくをっち」という名称でこんなに世の中に浸透しているとは思わなかった。ファッション生地とかに出てくるそれはよく見る緑と紺の有名なあの生地か?ってな程度だった。だけど、名前をよくみりゃハイランドの連隊名ではないか。軍服っすよ、ぐんぷく。迷彩柄のジャケットとあまり違いがないのか。と思ったら、black watchもめちゃめちゃたくさん種類あるし。。。
Scottish Tartans Authority

もっと勉強しよう・・・(あぁ、なんて私は中途半端なのだろう。でも、なんでもかんでも知っていたらオーソリティーになれるよな)

このscottish tartans authorityで面白いページを見つけた!!
自分のタータンチェックを作図できるのだ。
ちなみに、適当にいま作図してみたのはこの図。クリックすると、作図画面にリンクします。
tartan design studio

①使い方は簡単で、左側にある色糸から使用したい色を選択します。
例・赤、青、白
②色が決まったら「I have finished choosen my colours(これで選色は終わります)」をクリックします。
③次の画面では、左側に今選んだ色糸が並んでいますので、タータンの配色順に左の糸をクリックします。何度でも同じ色を使用できますが、続けて同じ色をクリックするのは"無駄"なので1回で良いと思います。
例/赤・白・赤・青・白・青
④糸順が決定したら「I have finished ordering my colours(配色は決定です)」をクリックします。
⑤今度の画面では、今選んだ配色で糸が並び、その下に数字が出てきます。数字は糸の本数になります。
自分の希望の本数を入力します。
例/赤(10)・白(4)・赤(30)・青(18)・白(4)・青(8)

⑥決定したら[DRAW TARTN]ボタンをクリックすると、今デザインしたものが表示されます。
tartan3
おもしろい!
(けど、私はちまちまマス目を塗るようにしてペイントで作成するのもすきなのよね)

こういうのでツイードの糸・色見本とかないのかなぁ。

2005/09/21

まくらじゃないよ

Photo Hosted at Buzznet.comまくらみたいだけど、洗濯ネットに入ったウールです。やっぱりこれじゃ、いくら風があっても乾きが悪いので中身を出してみる。
Photo Hosted at Buzznet.com Photo Hosted at Buzznet.comこんなにきれいになったよ!我慢のできない私は、やぶ蚊に対抗して虫除けスプレーと蚊取り線香を携えて明るいうちに庭で全部ティージング(解毛)をする。
Photo Hosted at Buzznet.comこんなに増えてしまった・・・ (-_- ;)
Photo Hosted at Buzznet.com夜は部屋の中に広げてみたんだけど、まるでシープスキンかなんかが敷いてあるようだ。(ちなみに、茶色い子は洗っただけでティージングはしていません!)
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ティージング(解毛)の作業は、たぶん何より一番嫌いな仕事ですが、これをやらないとカード掛けるときにもっとイライラしちゃうんで仕方がない。だけど、人によってはこの作業をしない方もいらっしゃるようです。このヒト手間で出来上がりはぜんぜん違うのだよな。とはいっても、わざと素朴な味わいを出すのには、この作業を省いても面白いかもしれません。

2005/09/18

チェヴィを洗う

チェビオットのラムちゃんです。(クリックするとBuzznetの私のアルバムに切り替わり、少し大きな写真で見れます。もっと大きなので見たいときには、Buzznetのページの写真のコメント欄下にsizeというボタンがありますので、いろんな大きさに変更して見られます)
Photo Hosted at Buzznet.com これで1頭なの???
生まれはH15年春。アトリエyoshiさんからやってきました。訳あって長生きできなかった子らしいです。(涙、涙です)しかし、そのご幼少時代の形見はこれから生き続けていくのです。なんか、すばらしい。
総重量3.4Kg=使えない分+2.8Kg・・・かなりもったいないことをした気もするが、ウンチ子ちゃんがボロボロくっついていたり、袋が2重になっていたりすることを考えると3.4Kgというのもかなり多く見積もっていると思う。
昨日の黒い子はあまり脂を抜かなかったけど、今度はもう少しあっさりと仕上げたいので温度を60℃にあげる。今回は700gのみの洗毛(のみって言っても余裕でセーター1着作れるっツーの)で、練りモノゲンは同じく10%。
Photo Hosted at Buzznet.com Photo Hosted at Buzznet.com洗毛前のディテールです。黄色いのは、夕焼けの中撮影した・・・わけじゃなくて、本当にこんな黄ばんだ色をしているのです。脂はギトギトなので、園芸用の手袋をしていたんだけど「ウンチ子ちゃんの色かしら?」みたいに指先が汚い色になっていました。ウンチ子ちゃんたちはあまりに天気が良かったので、しっとりとしはじめ・・・危険なのですぐにポイ。ハエが寄ってくるに違いないっ!放牧ではなかった割に、結構ごみが少ない気がします。中にはすごいのもありますが、優良選手ですね。
Photo Hosted at Buzznet.com Photo Hosted at Buzznet.com前回手抜きをしてすすぎがとても大変だったので、今回は水風呂に入っていただくことにしました。3回たらいの水風呂に入っていただいたんですが、なんとまぁ!それだけでかなり見違える美人さんが出現。↑左は一度だけ水通しをしたところ。まだ、結構藁のかすが残っています。そして黄色っぽい・・・↑右は3回目の入浴中。この巨大たらいも役に立つときがあるんだなぁ・・・(笑)
Photo Hosted at Buzznet.com Photo Hosted at Buzznet.com↑左は三回目の水通しを終えて、しっかり水を切ってもらいさっぱりしたお顔をしているところ。1回目の水通しに比べて格段にきれいになっていることがわかります。(クリックして大きな写真で見てね!)このくらいでもいいよぉ~って思うけど、脂がギトギトなのでモノゲン浴をします。↑右は60℃の10%モノゲンに浸かっているところ。あぁ・・・黒いのも手抜きをしないでこうすりゃ良かった。かなり反省。
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昨日の茶色羊をガレージに干していたら、お向かいの方に「熊でも洗って干しているのかと思ったわ(もちろん冗談)と言われました。やっぱり、羊と言ったら白を思い浮かべるらしく・・・マニアには茶色い羊が好まれますとお話してみました。
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5時間くらいたってから・・・水の温度が下がっていることを確認して、いったんざるに上げます。(原毛ももう熱くないはずです)もう一度洗剤に付け込みます。2回目>>55℃、5%1晩そのままにします。

2005/09/17

洗毛

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晴れた!ので、、、原毛を洗おうと準備をするのだけど、どう考えても今日一日で全部は無理なので一番少なかったこれ↑だけ洗うことにする。袋などを抜いた重さが約1kg。色がこんなんなので汚れ具合がはっきりしないので10%の練りモノゲン+52℃で洗う。
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練りモノゲンは残りがこれっぽっちしかないので、また足さないと全部を洗うことができない。洗濯石鹸でも洗えると言う話を聞いたので(もちろん、何でもいいわけではありません)そういうので少しずつお試しをしてみようかとも思っている。
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(チェヴィ×メリ)×コリ=このラムちゃん