この地域は自然災害の少ない地域です。しかし、昨今の異常気象はどの地域もが例外なく被害が出る可能性のある異常ぶりです。
皆さん、心の準備と災害への備えはお済みですか。
先日、隣人より掘りたての島らっきょうを頂きました。主人に手伝ってもらい、漬け込み完了。今から食べ頃が楽しみです。
カレーかな〜?ビールのおともかな〜?
今月は色々あったんだけど、この地域はお盆が7月半ばにありまして、灯篭流しもしてきました。今年は川の水量もあって、スイスイ流れていました。三島の街中を張り巡らせている水路は湧き水ですので、水源の雨量と言えば何年も昔の富士山の雪!ということになってしまいますが、そればかりではない気もしますが、本当はどうなのでしょう。 いつか、市内のジオツアーに参加して学びたいと思います。
さて、ワークショップ。
こちらは、フジモク・キト暮ラスカ(富士市)で行われた裂織のワークショップで生徒さんが作られたキッチンマットです。大作!そして、めっちゃ可愛い!
日常の中に、自作の手織り布があると、心も生活もとても豊かに感じられると思うのです。
が、ここからはもっと現実的で、なおかつ儀式的な物にも密着した布のお話。
この紐(ベルト)は、先日の私の織り講座でも皆さんが制作されたベルトと同じような組織で織られています。何百年も昔のアンデス文明の遺跡からの出土品です。こちらは二重織りの組織の大きな布。
こちらは、織り手のサンプルとしてのものだったらしく、さまざまな組織の織り方が集められています。表立って人目に触れることは無かったであろうサンプルですが、とてもとても貴重な品であることは間違いありません。
これらは、静岡県立美術館で開催されていたアンデス文明の展示です。中高生のころから憧れを抱いていたインカ帝国。石の文化というイメージが色濃くありますが、染織の世界に於いてはとにかく古い織物といえばアンデス文明の名前が出るほど、太古の昔から染織の素晴らしい技法が発展した文明だったようです。展示されていた布も沢山あり、そのどれもがつい先日染め織られたのではないか?という程の、見事な状態でした。
最終日に駆け込みで見てきましたが、とても素晴らしい展示でしたよ。
私たちの機織りも、何百年も未来にビックリされるようなものが出来たら楽しいね!