2023/02/26

blog回帰

 blogを書く習慣が無くなってからだいぶ経つ。私は20年くらい前からblogを書いていた。とっても個人的な、他人がみても?な、ホントに狭いメンタルの“何か”引っかかるものをツラツラ書き綴っていた。

しかし、人間は生活が変わると行動パターや行動範囲が変わる。ある時からパタッと書かなくなった。コンパクトカメラを持ち歩かなくなり、携帯からスマホで写真を撮るようになってからは、SNSをメインに書き連ねて行った。特にFacebookは、知り合いばかりだから皆が読んで反応してくれる。よって、人の目を気にして書くようになった。なんか違う感、モヤモヤ。

そして、今もあるTwitterやInstagramはアカウントを分けることで内容を変えている。だから、この話はどこに書く?と、余計なことを考えてしまう…モヤモヤ。

なので、blogはよほど興味のある人以外からは読まれていないだろう故、もう少し自分の世界観を細かく載せていきたい、そう考えています。


InstagramがいっときのMixiやFacebookのように、人との繋がりが丸見え。そこを上手くやれる人は良いのだろうけど、自分のペースで派手に振る舞うこと無く地道にやっていると、私のようにフォロワーに伸び悩む。派手なことしている訳ではなくてもバズる人は、世間の求めている波長と波の大きさが近いのだろう。ダーレにも振り向いて貰えないのは寂しい。でも、振り向いてもらうために波長を合わせられない私は、自分の波に乗っていないと気持ちがおかしくなってしまうので、コレでよいのです。ソレに対して嫌味言う人もいるから、余計に自分の世界を大切にしたいと思ってる。

年齢もだいぶオバちゃんがすすみ、なおさら世間の流行からズレている私だけど、マイペースに歩んでいこうと思っています。

流されること、世の中にアダプトするのが苦手な皆さん、ご理解頂ける人だけでかまいません。どうぞこれからもよろしくお願いします。

ナガサワエミコ

2023/02/02

2月のワークショップ

 

皆さん、お久しぶりです!
多謝Textileナガサワです。

やっと作品制作、ワークショップの再開にこぎ着けた2月です。静岡県三島市の商店街で『くろねこ羊毛部』というお教室をスタートしました。そして、HPもちょっと新しくしてみたのですが、いまいちよく分からないで進めていますので(え!?)、もしかしてまた変更を加えるかもしれませんが、とりあえずの『羊毛部』のお知らせは新サイトからご確認くださいね。

この工房BLOGはそのまま新サイトにリンクして、引き続き使用していきたいと思います。

twitter( @dozetextile ) や Instagram( @emikonagasawa_dozetextile )も運営していますが、ちょっとそれとは違う切り口でこちらのBLOGは更新していけたらと考えています。 

今後ともどうぞ(*^^)/よろしくお願いします

ナガサワエミコ 2023年2月2日

2021/09/21

2001年中秋節

いやー、ビックリです。

一年以上、更新怠っていました😅 もう、誰にも気にも止めてもらってはいないでしょうが、一応更新。

今日は中秋の名月です。8年ぶりに満月の中秋の名月だそうですが


 残念ながら雲が空一面拡がっております。でも、明るいね。そこに💡電球があるみたい。


さて。

私は相変わらず、右手の腱鞘炎が治らず糸紡ぎもニードルフェルトも出来ないでモヤモヤする日を送っております。しかし、それでもだいぶ良くなってきていて、親指を使わない何かをしよう!と、織りを少し始めました。ハサミは長時間使うと腱鞘炎ぶり返すので、要注意です。

ココ最近作ったもの。


愛犬シロちゃんのチョーカー用のテープ織りです。だいぶ老犬化に加速が増してきて、やってあげたいことは“今”やるべきだなと思います。


長らく「つくらねば…」と、義務のように思っているチェアマット(椅子用お座布)も本腰入れて始めようかと。これはノッティングという技法の織り方です。ギャッベみたいな感じですね。雰囲気全然違うけど。毛足が長く、フカフカな触り心地の織物です。この先、すこしこれを進める予定です。楽しいのですが、やり過ぎるとまた自爆しかねないので程々にしますけどね。


しかし、ホントのところは

「あー。犬毛糸も終わらせられないまま、秋がやってきてしまっている…」

と焦りがハンパねぇ。ごめん、ちょっと待って。ちょっとずつ進めるから💦

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Instagram( @Dozetextile )にて作品を投稿しています。ぜひフォローしてくださいね


ミシン仕事も増えてきました。可愛い子たちがゾクゾクと増えています。


2020/09/08

秋が来た?🍂年内療養します

 よくやく、朝晩「涼しいね」って言葉が出始めました。でも、日中はまだ30度を超える予報が続きます。暑さ寒さも彼岸まで、なのかな。あとちょっと!



写真は、夏真っ盛りの8月下旬、籠コレクションを拭き拭きしてお外に干しました。なんだか部屋がかび臭いのをいくら詮索しても見つからないのは、もうこれしか考えられない!と。普通は陰干しなんでしょうが、カビ菌退治もあるので、日光消毒です。

この8月は何をしていたかと言いますと、わたしはほぼ寝込んでいました。病気しちゃいまして…。暑かったし、丁度良かったのかな(^_^;)

歯医者の予約が入っていた日の朝、突然喉が痛くて、クーラーで風邪ひいちゃったかな?と、予約をキャンセルしたのですが、こんどは耳の奥まで痛くなってきました。近くの病院で鼓膜炎と診断され、お薬もらって飲んでいたんだけど、まぁ、痛いのなんのって。電気が走るみたいな激痛が時々襲ってくる。それは頭皮までビビビって! お盆期間に突入してしまっていて、なんか炎症が広がっているなーと不安になり大きな病院の耳鼻科に掛かることに。すると、診断は『帯状疱疹』と。しかも、耳にできる帯状疱疹は『ハント症候群』と言って、また別の症状が出でくる、じつは怖い病気でした。
痛みはその後すぐ良くなったけど、目眩と難聴がポーンと出てきて、最後には顔面麻痺まで出ました。幸い、私は軽かったので難聴も治ったし顔面麻痺に至っては先生も驚くほど直ぐ治ったのですが(もちろんお薬ガツンと使います)、目眩はまだ残っています。
ある日突然、『え?』って瞬間から、ウイルスが神経を冒して、あれもこれも生活困難になる。でも、この病気は死なないから…そう言われても、次に何が来るんだろう、どこまでいくんだろうと不安しかない病気でした。


6月からずっと困っていた腱鞘炎は、顔面麻痺時に飲んだお薬のお陰で、その間はあら不思議?!痛みがなくなっていまして…でも、ドーピングきれたらやっぱり痛い。もうちょい、おとなしくしていなさいとの事です。

なにか作りたいなーと言う気持ち、手を動かしたいなーという欲求は常にあります。
帯状疱疹は疲労やストレスがとても大きいそうで、今年はコロナで生活環境の変化や経済的ストレスなど抱える人が多いからか?例年の何倍も帯状疱疹の患者が増えていると聞きました。

性格的なものもありますね。我慢しているつもりは無くても、我慢してたなーとか、力入ってるな、歯を食いしばっているな、アレやらなきゃコレしなきゃと動き回っているなとか。私は、常に何か手を動かしていたのに、パタリと腱鞘炎であれもこれもダメ!ってなったストレスがものすごく大きかった事も分かっています。 それはいまだに継続中なわけですが、ほんと、困ったな。

この先、私の仕事はどうなるんだろうな



楽しくものづくりを続けていきたいのだけど、お仕事としてはどうなのかな? 今まで、ガチャガチャあれこれやってきたけど、それは自分の身体をダメにするんだなーってちょっと気が付いたって言うか。コロナで状況が変わったのは確かだし、コロナとは関係ない事で身体を悪くしたのも確かだけど、年齢的な事も決して関係ないとは言えません。

ずっとずっとこんなことを言い続けているのには理由もあり、この数ヶ月の間にお問い合わせをいくつか頂いたいて、それをお断りする心苦しさが、小心者である私を気づかせます。『せっかくのお話し、勿体ない!』…とは思わないのですが、求めて下さるものをお断りする申し訳なさ。ごめんなさい、ごめんなさい。ちいさな頃から、自分で掲げる目標なんてのはなくて、周りの期待に応えるために頑張るような子だったので、それが今の私を作ってしまったようですね。(まぁ、中学生になって全て嫌になって、大反抗期突入でしたがw)
大人の反抗期はないですけど、でも他人のための時間より自分のために集中する時間にしましょ。
なので、年内はお仕事しません。(既に受けている事は続行) 年明けいつから?なのかは、私の体調次第とさせていただきます。
御理解の程、お願い申し上げます。



10年前にも1度そんなことあったな。
販売目的の作品展はやらない、販売するだけの目的でものは作らない、自分が納得する作品、楽しいと思う作品、幸せに思える作品だけを作る、って。
『何言ってんの、甘いんじゃないの?』
そう思う方は多いでしょう。
でも、私はものが作りたいんです。作家(作る人)なんです。手を動かしたいのです。
それが出来ない今、やはり、手を動かせる状態に持っていくことが最優先かな。
人間、いつ、突然、日常が覆される事が起こらないと、だれが知りえますか。実はずっとずっと、右でが使えなくなったら私は気が狂うな…って思っていたら、ほんとに使えなくなっておかしくなりました。おかしくなったら、日常生活も困難になりました。

病気は交通事故のように突然やって来ますよ!

長くなっちゃった。
では!

2020/07/07

雨ですねぇ… お知らせ


シロちゃんのチョーカーを編んでみたのですが、ガッタガタですので解いて編み直しです。

雨が続きます。こんなに猛烈な雨が日々降ることはほんとに珍しい。大丈夫でしょうか。
九州地方の被害はこれ以上大きくならないで欲しい。皆さんが安心して過ごせる日が戻って来ますように。

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新型コロナの件でお教室や講座はお休みがつづいています。こちら、一旦フラットな状態にしようかと考えています。しかし、織り機をご購入されて、まだ使い方のお勉強を待っている方、プロジェクトが道半ばの方などには待ってて頂いている現状です。申し訳ございません。
個別にご連絡差し上げますので、お待ちください。

そして、それに伴いいくつかのお知らせです。まずはFacebookのワークショップページは閉鎖します。もう1つは連絡用の電話番号を公開していましたが、こちもクローズと致します。

ナガサワ、どうしちゃったんだ?
とご心配される方もいらっしゃるかと…。ザックり申し上げますと、生活に変化が出てきたという感じです。ご理解のほど宜しくお願いします。

では、また皆様にお会い出来る日まで…!

blogは更新していきます。


2020/05/16

解除のその後 と フェルトとは?

非常事態宣言が解除された静岡県です。

金峰樹 バンクシア

皆さん、お元気ですか。
静岡県は非常事態宣言が解除され、だいぶ街中に人が戻ってきた気がします。それでもまだ、学校の休校は続き、県外からのお客様はお断りになっています。県東部地区は感染者の数も少ない為、少ないからという安心感と、ほんとに居ないのか?という懐疑心と入り交じっているのが、本音のようです。



そこで。
お教室とワークショップ等の対面式の講座は、当面中止の方向で考えています。解除とはなりましたが、今はそのときでは無いと、私自身の判断になりますが、あれやこれや作ってみたかったなと残念に思われる皆さんには、ぜひ、過去形にするのではなく、未来形として想いを変化させてもらいたいと感じています。
そして時間や心に余裕のある方は、ぜひ現在形の想いにしてもらいたいのです。1から新しい事を始めるのは、ちょっと勇気がいるものです。しかし、そこはこんな時だからこそ、なお、楽しんでみませんか?と思うのです。



わたしは、夫の仕事の手伝いでこんな物をつくってみました。頭の中で、こんな感じのものって思って、似たようなものを探し、作ってみたのです。これも、私的には新しい試みです。


こんな感じ。
そしたら、これはマクラメなんですね? マクラメって名前や雰囲気は知っていても、こういうものですという事を知りませんでした。で、友人から言われ、あぁ、これが!と。

糸の仕事というのは、無限に技法があります。それには、だいたい名前がついています。名前が着くことによって、技法や用途が分かりやすくまとめられ(カテゴライズ)、そして悪く捉えると限定されてしまいがちです。 これだから、こうあるべきだ、と。〇〇 刺繍だからこの糸とこの針が定番であるとか、 △△編みだからこの糸を使うものだとか。初心者はきっと本やネットを参考にして手芸や手仕事をスタートするでしょう。しかしですね、それが、その1冊の本が全てではないことも皆さん、ご存知のはずなのです。でも、最初の1歩で自分の中に箱を作ってしまいがちなのではないか?と、時々思うのです。

宿根スイートピー

何が言いたいかと言うと、
名前や形にとらわれずに、素材や技法を試していけたら楽しいよね!ということ。

Twitterで、ひつじや(@hitsuji_ya)さんという方と材料と技法についての名前の事でモヤるよねって話をさせてもらいました。   フェルトというものに関して、その名前と扱い、そして、技法に至るまで、間違ったことが独り歩きしたり、新しい名前が一般化したり、もう、これはどうにもならないなーと言うのが私の感想です。

暑い時はアイスに限る


私がチクチクやっている、あの技法は、ニードルフェルトと呼んでいます…私は。しかし、一般的には “羊毛フェルト”と呼ばれることが多いのです。 羊毛は羊の毛ですので、素材名です。フェルトというのは、羊の毛が絡み合った状態を指すのですが、実はニードルで繊維を絡ませたものは厳密に言うとフェルト化してはいないのです。フェルト化とは、ウールのセーターを洗濯機で洗ってしまうと、ガチっと小さくなってしまうあの状態を言います。お習字のとき敷く布はフェルト布ですが、(いまは羊毛ではなく化繊ですが)要するにあの伸び縮みしない肉厚の不織布がフェルト布と思って下さい。セーターのフェルト化は、羊毛の性質上、繊維の表面を覆う鱗状のスケール(シャンプーのCMのキューティクルを思い浮かべて下さい)が水分を含み、また洗剤のアルカリによって鱗の笠が開きます。松ぼっくりみたいな状態です(松ぼっくりは乾燥している時に開くから、逆とも言うけど)。その開いたものが、洗濯機の中でもみくちゃにされる最中にスケールどうしで絡み合い、私たちの目では見えないレベルでガチっと手を繋いでしまうのです。洗剤の泡が立つことで界面活性剤の力で繊維が容易に動き、尚いっそう繊維どうしが絡みやすくもなります。それがフェルト化です。(フェルト化するのはそれ以外にも方法はあります)  
ニードルフェルトはそのレベル以前の、繊維が絡まっただけの状態。ですので、どんなにカッチカチにニードルで硬いフェルトを作ったとしても、洗剤の入ったお湯に浸けで揉むと、もうちょい小さくなります。それが、本当のフェルト化したフェルトです。

難しいですね。

こっちもなかなかです


シルクはフェルト化しません。何故ならスケールがありません。つるんとした繊維なのです。
だから、シルクのニードルフェルトはあっても、シルクのフェルトはありません。そして、私の言うニードルフェルトを『羊毛フェルト』と表現してしまうと、“シルクの羊毛フェルト”という、それは羊毛なのか絹なのか何なんだ?みたいな事になってしまうのです。
最近はアクリルの擬羊毛を素材にしたニードルフェルト作品作る方もいるようですので、まさに『アクリル羊毛フェルト』と言うのは避けたいところです。
素材なのか、技法なのか、商品名なのか、何なのか?頭がこんがらがります。しかし、実際問題、チクチクつくるものは羊毛フェルトと言う名前で世間に浸透しております。

だからね

名前とか、技法とか、考えないでスタートして下さい。手に馴染んできた時には素材の事がみえてきて、間違った情報を鵜呑みにすることは無いはずですから。

私の知識や技術が、パーフェクトでは無いこともバレる!そういう事もあるかもしれません。
(笑)

そのくらい、言葉や名前というのは先入観を作り上げます。あまり先入観を持たずに手仕事を楽しんでもらいたい、常にそう願っています。

ご清聴ありがとうございました!
(๑•̀ᴗ- )✩

2020/04/18

薪割り生活

皆さんにお会い出来ないので、少しずつ、日常の事も綴っていこうかと思います。

ここのところ、毎日夕方に薪割りをする事を日課にしています(といっても、まだ4日目くらい)。知り合いのところから丸太をいただき、まだ運びきれていないのですが、合間をみてとりあえず薪棚に納めないと、場所がない。段々上手くなってきたな〜とおもったのは、どうやら勘違いで、今までにないくらいすんなり真っ直ぐ割り易い木だっただけみたい。

 毎日続けていれば筋トレ、肩こり解消になるかな?

 さて。
先日の日曜日は、2020年のイースターでした。今年はコロナのせいで、教会のイベントも無し。信者の皆さん、さぞガッカリされていらっしゃる事と思います。

私はたまごに簡単な絵を描き、まわりにウールや粘土で作ったウサギ、そして鋳物のウサギを集め、後ろには大切にしているぬいぐるみ達を並べて記念撮影です。

パチリ。
 それをInstagramに投稿しましたよ!
動物たちが楽しそうにお話している事を想像してパチリとしました。

すると、ニューヨーク在住のアーティスト(私の幼なじみyumiちゃんのお友達チョイさん)がこんなに素敵なイラストにして投稿されていました!

Instagramをされている方は、この画像をクリックするとInstagramのページに移動します。

なんて素敵なイースターのサプライズでしょうか。ありがとうございます!
ニューヨーク、ガンバレ!一緒に乗り越えていきましょう!

愛犬シロちゃんは今日もスヤスヤお昼寝が忙しそうです。

うーん、わたしも工房にこもりたい!

では!

2020/04/16

皆さん、どう過ごしていますか

(長いです。お暇な方、読んでね!)

お久しぶりです。

お元気ですか。これを読んでいる皆さんが元気でいると、心の底から願っております。昔、英語の授業で習いました、from the bottom of my heart です。

世の中の惨状は、もう、ここで申し上げる事ではないほど、みなさんの耳には痛いほど毎日届いていると思います。

ね。
重くて、暗くて、でも、これは映画や小説の世界ではなくて、現実なのだから、あーもうヤダ!とか、そんな慌てなくてもよくない?なんて呑気なことは言えなくて、厳しいけどきっちりすべき事、守らねばならない事を遂行するしかありません。

わたしは、愛犬のお部屋を段ボールとかテントで作るのですが、自分が入る訳では無いのだけど、そこの中から人間の生活圏がどう見えるか、映像で簡単に見えるのです。
近所の野良ニャンがうちのベランダにくるので、寒い時期用にベッドをつくって、シートを掛けてかんたんな小屋を作りましたが、そこの中から見える我が庭の映像がシート越しに見えます。
でも、人の心はなかなか難しい、その人の目にどう映っているかは見えない。だから、必死になって何とかしようとしてしまう。だいたい、正義だと思って立ち向かっている人って、必死になり過ぎて呑気な人に対してヒヤヒヤする。高校時代に部活の先輩たちがこれでもか!と毎度観ていたシガニー・ウィーバーのエイリアンを思い出す。終わらないのよ、1では。今回のウイルスの事もそれと一緒だと思ってる。 だいたいが、焦ってない人たちが最初に殺られる。でも、焦りたくてもどうしようも出来ない老人や、要介護者、小さな子供が標的になる事は辛いし、呑気に構えている人達のせいで愛すべき人々が亡くなるのはどうしても許せない。
それは、義務や責務を怠った結果だから。やらなくてはなりませんよ、と言われていることはしないといけない。でも、それが出来ない人達が、どうして自分勝手に動くのか、猫の小屋からの光景みたいに想像が出来ればよいのだけど、まったく想像がつかない。

だから、篭っていたい。 でも、危険といわれる基礎疾患のある老人が一緒に住んでいるので、通院という外出が待っている。怖いのよ、ほんと、怖いのよ。 主人も在宅勤務が不可能な業種だし、わたしはそのどちらものサポートで出かけてばかり。怖い。そして、生徒さんたち皆にお教室をお休みにしてもらい、イベントも中止になったというのに、まったく自分の仕事が出来ません。
困った。

そんな矢先、
しばらく休まれていた生徒さんから電話がありました。「通信教育的な講座をやって欲しい」と。 そうか、そうだね。
人が集まれないからお教室ができない、だからZOOMなどを使って…と、初めのうちは思っていましたが、私の講座に通う方はインターネットやってないとか、スマホ持ってないという方が比較的多いのです。だから、ZOOMなんてみなさんハードル高いのあたりまえ。
昔ながらの郵送での通信教育、いいかもね!

今考えているのは手織り講座です。
ご興味のある方はご連絡ください。

みんなで力を合わせてこの状況を乗り切りましょう!



2020/03/09

新コロの影響で…


またもや1ヶ月以上のご無沙汰です。
皆さん、お元気ですか。

新型コロナウイルスが猛威を振るい…というのは、まさに今現在の事を指すのでしょう。不確かな情報と、明らかなデマだと知りながら翻弄される人々、そして見えない恐怖に怯えたり、はたまた軽くあしらうことで大きなニュースになったり。正直、本当にじぶんの生きているこの社会で起こっている事なのか、映画の世界の事なのか、よく分からなくなることがあります。
しかし
この度のそんなウイルス騒動により、予てから企画して参りましたワークショップや、講座を延期とさせていただき、ご参加を希望されておりました皆様、企画した会場のオーナー様にはご理解いただけ、本当に感謝しております。

また、世の中が落ち着いたら改めて企画したいと思っております。どうぞ、よろしくお願いします。

そんな最近の工房の様子です。
これはウールを染めています。

染まった!うっすいw  
黒に染めていたんですけどねぇ、まぁ、これでいきましょう!

ずっと休止していたガスの供給をこの度再開したので、これまた色々使わないともったいないなと。

そしてもうひとつ、スタートしてしまったのが、織り。
 だいぶ前に整経(経糸の本数と長さを揃えること)をしておいた束があり、機掛け(織り機に経糸を織れるように準備すること)をしたのです。 COVID-19 の流れでまとまった時間作れるの、今しかないよね?ってことで、ぼちぼち片付けていた機周りを一気に。そして、準備に入ります。

機掛けしている最中の様子。
だいぶ長いこと自己流でやっていたので、こんなだったっけなーどうかなー?と、何年かぶりの整経です。

この写真のような、何種類もの平行線が重なり合う様子が好きすぎる!と考えていたら、なんで織りを好きになったのか思い出しました。
この写真や、またはタータンチェックの模様のように、水平垂直にまたは平行に線がたくさん並び、その色や素材感の違いで新しい様子(織り目や織り柄)が出来上がることにワクワクするからです。dot・よりLine/  の方に萌えるって事ですw

この織り機は垂直式天秤というタイプの機械です。学生の頃や少し習っていた時はろくろ式というものを使用していました。何故、天秤を購入したのかは覚えていませんが、その後、同じ大きさのろくろ式を使用した感覚ですと、天秤式でよかったかな?と、なんとなく感じました。なんとなくですけど(笑)
ただ、これから購入を検討されている方は、自分でその調整やタイアップ(織り機の調整のひとつ)が出来るかどうか?をよく考えて決めると良いと思います。

天秤式にはもう一種類、水平式天秤というタイプがあります。
これは別の場所で撮影したもの。
どうやら同じ天秤式でもだいぶ様子が違います。これから少しずつ水平式の勉強もしていく予定です。

織り機を復活させ、また織りをメインに活動する訳ではありません。作品は羊毛フェルトがメインなのは変わりありませんが、素材が溜まっていくので(笑)使えるものを作っていこうと、その準備です。生徒さんに教えるばかりで、私も織りたくなっちゃったのが最大の理由ですけどね!

COVID-19がはやく収束し、皆さんとまた楽しくお教室で一緒に学んでいけるその日を楽しみにしています。大丈夫、これがずっと続く訳では無いのだから。

では

2020/01/08

ネズミとおひなさま

新年あけましておめでとうございます
2020年、いよいよ明けました。今年はOlympicもあり、躍動感溢れる年になりそうですね。そんな中、 世界各地ではとても不安な事が起きていますが、自分に出来ることはなにか、考えることの多いお正月休みでした。

今年第一発目のお知らせです。
上の写真のネズミたちを4体限定で販売始めました。大きさは5-6センチの高さです。素材はウールと革でできています(髭はテグス)。
畑ごはんあぐり(三島市)にて展示販売していますが、そこまで行かれないという方はお問い合わせ下さい。
小さなお花満載のネズミたちは、春を告げる使者のようです。ぜひ、コレクションのおひとつにどうぞ。


おひなさまのワークショップのお知らせが滞っておりました💦
お雛様ですので2体揃う必要があります。なので、変則的な開催となりますので、📲ワークショップのページ をよく読んでご検討下さい。よく分からないな?という場合はお気軽にご連絡下さい。  結構直ぐなので、お急ぎ下さい

🐭最後にー
ニットカフェが今年はしばらくお休みとさせていただきます。また、再開する時には募集いたしますのでよろしくお願いいたします(*´︶`*)♥️

2019/12/28

12月ご報告

とうとう12月が終わります。というか、今年が終わります。師走というくらいです、ワークショップ開催しまくってる講師としての私は、ほんっとに忙しかった…。計画性がないんだろうか…(でしょうな☝︎)

12月下半期のアレコレです。
※ワークショップは生徒さんたちの作品に、私の作ったサンプルも含まれます

【多謝の手紡ぎ糸】



今年の手紡ぎ糸、出来上がりましたよ!クリスマス直前ですが、クレマチスの丘・TREEHOUSEさんに納品されました。年明けは1月9日から営業との事。冬枯れの凛としたお庭を散策しがてら、ビュフェ美術館TREEHOUSEにお立ち寄り下さい。


【リサイクル紙で作るオリジナル手帖WS】

手帳のワークショップが開催されました。
今回参加された方々は、ふだん手仕事を日常とされている皆さんですので、飲み込みが早かった! とっても簡単ですので、これからも生活の中で活用していかれることを期待しています。


【ハリネズミのピンクッションWS】

絵本作家えがしらみちこさんのお店・えほんやさんにて開催されたこちのワークショップ。子供だけでなく、おとなもニードルフエルトは初めてよと仰る方もチラホラ。しかし、とっても可愛いハリネズミたちが完成しましたよ!ちびっ子達は独自の世界観で色を選んでいました。その感性はずっとずっと大切にして行ってね。


【干支ネズミの羊毛フェルトWS】






サンプルが混在しているので、似たようなのがあちこちにありますが、すみません。
来年の干支、ネズミをつくるワークショップが開催されました。ちっちゃなネズミ達はカラフルな光の色を纏って、新たな年に向かって空を見上げています。今回は本当にたくさんの方にご参加頂きました!皆さんそれぞれに可愛い子達を生み出していき、お正月だけでなく2020年が明るく楽しい年になるようなそんな気がします。

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ワイワイ楽しいワークショップは今年もたくさんの皆さんにご参加頂きまして、本当にありがとうございました!皆さんにお会い出来たこと、本当に嬉しかったです。

また、新しい年はネズミということで、マメに手を動かし、生活が豊かになる作品を生み出していきましょう!

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1月のワークショップ

2020年1月23日/30日/2月13日
手織り ☆ ウールのふわもこチェアマット
               場所 キト暮ラスカ(富士市)

ニードルフエルト ☆ おひなさま
                場所  畑ごはんあぐり (三島市)

2019/12/09

いよいよ師走&ネズミ

今日は薪割り。
いや、そんなことしてる場合ではない。この冬は、なんだかやたらと予定を入れすぎてしまって、てんやわんや。

これも、ほんと何やってんの?って仕事なんですが、近所の皆さんがどどドーンと玉切りした丸太を置いていってくれた。放っておく?…いや、雨が降る予報なんだよ。雨ざらしで多くの薪をダメにしたからな…。という、へんな脅迫感。

 あー、どうしよう💦といえばこれも。
 畑ごはんあぐりの奥の壁の、大きな大きなリース。毎年冬のクリスマスシーズンにリニューアルします。クリスマスなのに茶色いドライじゃ雰囲気ぶち壊しですからね。ということで、毎年クリスマスディスプレイをどうしようか、秋口からそんなことばかり考えています。
とりあえずー
今年のリースとディスプレイ、あと数週間楽しめます!ぜひ、畑ごはんあぐりでお食事しながら楽しんでくださいね。

冬のイベントといえば、恒例となりました干支シリーズ。今回はネズミ! 3回コースの大きなネズミはワークショップが終了しました。
たくさんのネズミ達が誕生しました。2020年、チューチューまめまめしく元気に過ごせそうですね。

 まだまだネズミワークショップは続きます。が、小さいサイズのものです。干支ネズミMINIはまだ参加者募集中です。
模様は好きな物を表現出来ます。ちっちゃくて可愛いネズミです。お問合せ下さい。

もいっちょ!
あと1名様のお席が残っているようです!
クルミの上に座ったハリネズミです。小さな針刺しとして使えます!針を刺すの可哀想という方は、もちろん飾っておいて大丈夫でーす。
(笑)

急いで〜!

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◇◇◇予告◇◇◇
1月から2月にかけて、お雛様とお内裏様のワークショップを企画しています。ネズミMINIと同様、絵を付ける講座です。シンプルな絵柄でも、ちょっと複雑で細かな絵柄でも、お好きな着物を仕上げて下さい。詳細は近々お知らせします。

~~~~~~~~~~

この冬は、たくさんのワークショップや講座を開講していますが、来年度は地域の役員の順番が回ってきてしまいますので、ワークショップの頻度が下がる予定です。ですので、興味あるんだけどという方は、是非是非ご参加くださいね。

2019/11/30

ワークショップ中止のお知らせ

本日開催予定でしたノートを作るワークショップは、諸事情のため急遽中止となりました。
また、来年何らかの形で開催しますので是非ご参加下さいますよう、楽しみにお待ちしております。

宜しくおねがいいたします!

2019/11/24

寒いわぁ~☃

ナガサワです。
工房日記ブログが、ワークショップの宣伝ばかりなので、今日は日常の投稿を。

まずは、木彫りのわんこ。
 今年は木彫りを始めたのですが、お教室の時間だけで彫っているので全然進みません。下手したら、年内に完成しない気がします。いやいや、頑張って完成させますよ!(ってか、残すところあと一回しかないんだけどなー)

そして、そろそろ11月も終盤を迎えた今週、やたらと気温がさがり始めましたね。
 ということで、今年もいよいよ薪ストーブシーズンの到来です。 今年はかなり薪を溜め込んだつもりだけど、あっという間になくなるんだろな。薪棚がスカスカしてくると不安になります。 庭木切ったよーって皆さん、長さ40センチ未満にしてもらえましたら引き取りますのでヨロシク(*^^)/です。

糸もより合わせています。 今年はスピンドルでボチボチ紡ぎ貯めていたんですけど、冬本番がやってくる前に双糸にしています。今年は太めの糸を頑張って紡いでいるよ!

糸紡ぎに興味を持ってもらうことと、手紡ぎ糸で編み物をしてもらう啓蒙活動頑張りますよ!気になる方はご連絡くださいね!

2019/11/23

干支ねずみminiサイズのワークショップ

すでにスタートしているねずみのワークショップのミニチュア判です。高さ5センチくらいのチビちゃんです。1回こっきりで仕上げる簡単な講座と、ちゃんと自分で形から作ってみる講座の2タイプあります。 干支のワークショップは毎年とても人気の講座です☆
詳細はWorkshopページから。または、↓のお知らせを開くとpdfが開きますのでプリントアウトしてご覧くださいね!


干支のフェルトねずみ ワークショップの お知らせ

2019/11/19

静岡で海野千賀氏フェルト展

「あ、踏まれた!」

「お母さん、行かないで(>o<)」
シロちゃん、お父さんと仲良くお留守番ができました。お疲れ様!

タイトルにもありますように、静岡市で開催されているフエルト作家の海野千賀さんの個展におじゃましてきました。 

  羊毛フェルト展~ハンドメイドの動物たち~


千賀さんは羊部の仲間です。今回も羊部のメンバーと行ってきました。スルガ銀行 静岡支店内にあるdーlabo静岡というスペースで開催されていましたが、ずっと居たくなるような落ち着いた空間と、興味深い本がたくさんありましたよ。 いろんな意味で懐かしかった(笑)です。
http://www.d-laboweb.jp/event/191111sz.html

ウサギちゃんがチラリ☆
本題の千賀さんの作品たち。まぁ可愛いこと!愛らしいこと!もう、声が上ずり「ひゃ~きゃわいぃ~♡」を連発。手の中に収まってしまうくらいの、この大きさもまた可愛いのです。 そしてなんともいえない優しさを表現しているのは、千賀さんが特に神経を使って決められている表情にあるようですが、話を聞きながら『これは、作る人の性格が出るんだな・・・』と思ったのです。 なぜならば、わたしがいくら“可愛い動物を作ろう!”と頑張っても、この愛らしさを生み出すことができません。 プロポーションやキャラクターの指向性が違うとかそういうことではなく、優しい表情を作り出せる心使い
といいましょうか。 千賀さん本人がとても優しい方ですので、この子たちが千賀さんの手から生まれるのは必然なのです。

働く子ぐまが見られます


とにかく可愛い! 声を大にして言うよ。
♡可愛いのです!!!
小動物が好きな人にはきっと分かってもらえると思います。
今月中の開催です。 販売はしていないようですが、写真撮影はOKとのことでした。お近くの方はぜひ、その世界観を体感して来てほしいです。

2019年11月30日土曜日まで
(最終日は14時まで)
d-labo静岡 静岡県静岡市葵区呉服町2-1-5 ANNEX静岡伊勢丹3F