2009/12/30

年末のお仕事

巨大な石を掘り出してしまいました!!!

大家さんのあぐりの営業が終了したので、pasa-pasaの準備を兼ねてあぐりさんに工房の事を少し手伝ってもらうことに。とにかく、ずっと気になっていたのは車を止めるスペースに、地面から石(コンクリの塊)が突き出していて、「そのうちに、パンクとかするかもしれない・・・」と不安があったので、その石を取り除いてもらうべく掘り起こしてもらいました。

そしたら!なんと!超デカイ!!! ほんの2-30cm径くらいかと思いきや、6-70cmはある長さ。しかも、その突き出していた石は、それ以上に大きな石(同じくコンクリの塊)と、7-80kgはあろうかと思われる巨大な石(これは普通の石)の下に潜り込んでいたのですよ。。。 とにかく、問題の突き出していた石だけ取り除き、あとの二つはまた後日どうするか考えることに。
それと一緒に出てきたのが粘土です。これまた、超巨大な粘土の塊が出現。地表から3cmくらい土をどかしただけで、40㎝立方くらいの、、、いや、それ以上に大きな粘土が出土。そりゃ、地面に水がしみこまないわけさ、ね。 とにかく、できる限り取り除き、でも、掘れば掘っただけ石や粘土が出てくるので、治水工事をしないといつまでたっても雨の日は湖なんだろう。
草花を植えたいと思っているところは、自宅近所からごっそり運び込んだ落ち葉や、遠藤農園さんから頂いた籾殻を漉き込んで改良中。 先日手に入れた「ひと目でわかる!図解「生ゴミ堆肥」ですてきに土づくり 」という本で、堆肥づくりが簡単にできそうなので、これも始めることに。今まで、コンポストなどの大がかりなものじゃないと堆肥づくりは難しいと思っていたのだけど、この本では土嚢袋でコンパクトに、しかも匂いも気にならないでできる!とあるので、狭い庭にて(しかも、お金をかけないで)ふかふかの土を目指しているものとしては早速やらないとね!・・・で、やってます。ちょうど3-4日経った腐葉土作成は、ほんのり発熱していました☆  ますます、近所の落ち葉が気になって仕方がないですわ。

話は違いますが、先日のクリスマスイブは恒例のNORADのサンタ追跡です。今年は初めて、出発前の準備だの、離陸の瞬間だのを見れました。いやー、これらのCG作っている方々、ご苦労様ですって思っちゃう。
しかし、その後はご飯やおしゃべりに忙しくて、いつ日本に来たのかは謎。

2年くらい前、9時くらいに日本にやってきたサンタですが、甥っ子はそれを見て、まだ寝ていない自分にはプレゼントがやってこない!うちには寄らず、サンタさんが行っちゃった・・・と大泣きでした。現実味がありすぎるジョークも子供にはちょっと残酷です。
それでも、楽しいよね、こういうの。

さて。そんなわけで、年内の作業は終了!

・・・な、わけはなく、1月2日と3日のpasa-pasaが終了するまで大忙しです。とりあえず、明日31日の搬入は大丈夫なのか、それが心配。。。
今回のpasa-pasaは第10回目なので、今までとは大分趣向が異なります。作家さんの数も増えました。きっと楽しいはず♪ ぜひお待ちしておりますね。

2009/12/21

種まきノート(長いよ!)

工房日記が、どうやら普通の日記になっている気がしますが・・・。

昨日、神奈川県小田原市にあるうつわ菜の花さんのギャラリーで行われた、早川ユミさんという布作家さんのワークショップに出かけてきました。
出会ったことのない人の名前を覚えることの苦手な私は、参加を決めた後に「あ、この人だったのだ」と気がついたのですが、初期の「住む」という雑誌で早川さんのご自宅やお仕事の記事を読んでいて、私の憧れる生活をされている方だなーと思っていました。お山を背にして畑があって、ちくちく縫っていて、とにかくお家の中の布がみんな可愛い。(ジャラジャラ腕に巻いているバングルも素敵・笑) そして、ワークショップでご本人とお会いして、お話を聞いて、いっぺんで好きになってしまいました。(もちろん、バングルもジャラジャラ!)毒を抜いたキクちゃんみたいな(笑)彼女のお話はとてもやさしいなーって感じて、ものすごい惹きつけられてしまいました。
 畑や、住んでいる地区の出来事とか、体の事とか、食べ物の事とか。この人のお話は素直に聞けるぞ?って、なんかそんな風に感じたのですよ。 ワークショップに参加していた方は5人でとても少なかったので、みんなの自己紹介をしたり、質問したり。 最近読んだ本や、何百回も作った料理は何ですかと聞かれて困った・・・。最近はハセガワマユちゃんに借りた「大宮エリー」さんの本を読んでいるとか、まったく場違いな発言をしまくる私。。。料理も全然しないので、あぐりの宣伝したり。 あぁ、ほんと、場違いだわ。 ワークショップに参加するのに、作家さんの事もほとんど知らず・・・って、ダメよね。 そういえば、昔よくロックのコンサートに行っていた時も、友達は新しいアルバムを完全にマスターするほど聞きまくってからコンサートに出掛けて行っていたけど、私はアルバムを聞く前にライブで「初視聴」みたいにしてから、気に入ればアルバムを聞く人だったことを思い出す。今回のも、まさにそれ。 とあるアーティストが「日本人のファンはライブ前にすごい勉強してきてくれる。しかし、ライブで新曲を披露するとキョトンとしているんだよ。海外のファンは逆で、ライブで新曲をやるとアルバムに入っている曲よりはるかに盛り上がる」と言っていた気がします。(・・・どうでもいいか)
 で、当然のごとく「種まきノート―ちくちく、畑、ごはんの暮らし 」という早川さんの本を買ってみました。

自給自足的生活がしたい。でも、アグレッシブな"Love Earth" はちょっと違うって思っている。
土がない生活は息苦しくなっちゃうなーとか思っています。土は地面に「ある」んじゃなくて、作っていかないと「土」は得られないんだよなーって、いま庭の土を改良中の私には土がとても気になる。その土を作るために、腐葉土もすごく気になる存在で、近所中の枯葉の行方が気になって仕方がないのです。「あー、そこの枯葉の下、ぜったいにイイ腐葉土がてんこ盛りなんだろうなー」とか考えながら運転をしています。(←わき見運転、超危険) そして、その土の中から大量に出てくる石と粘土。石は従来通り石畳用。粘土は焼けばいいのよ!と早川さん談。(早川ユミさんのご主人は陶芸家)なるほど、なるほど。まさかここでモンモリナイトの話が出てくるとは思わなかった。薪ストーブで陶芸ができるらしい。ボタンができるよね。植木鉢もできるなー。その灰を洗剤に使えるし、土にも撒けるし・・・とか、楽しくなってきた。(そして、時間がない・・・)

さて。
今朝は生姜シロップ本番を作成。先日、予行練習をしたのだけど、生姜をはちみつ漬けにするより、煮込む方がピリリとパンチが効いている気がして今度は煮込みで。

料理は全然しないけど、餃子の皮をつくったり、こういうのはするのだけど、やっぱりこれらを料理だとは思っていないのです。
しかし、誰かのためにつくる料理であることが大切という昨日のお話はとてもよくわかります。 そういえば、以前、あぐりBLOGでもそんなことを言ってましたっけ。

冷蔵庫を開けてみたら!!!
さっそく早川さんに倣って、ラップの代わりにお皿でふたをする。
余ったご飯はおにぎりにして、おなかがすいた人が食べていいよ-って作り置きしておくというのも、いつもおなかがすいちゃう私には「いい考えだ・・・うんうん」と思ったものです。





最後に。
いま、この黄色い背中に毎日翻弄されまくり。(涙)

自分のペースで、じっくりと「自分が今、何をしているのか」を理解しながら日々、生活をしていこう、と感じる今日この頃。
私はせっかちだから、呼吸を安定させた方がいいらしい。(←完全に感化されてます・笑)

2009/12/16

みんなの作品

まずお伝えしておきますが…写真が悪すぎっ!すみません。

工房にいるときは食事は大家さんでもあるあぐりでご飯を食べます。そしてときどきあぐりスイーツをいただくんですけど、このさつまいものパウンドケーキがすごくおいしい。甘さはおイモの甘さだけ?ってくらいに抑えられていて、ほら、あなた、塩コショウだけ?酢だけ?みたいな素材の味が生かされまくったイギリス料理が「美味い♪」と思っている私にはたまらん美味しさ。 ちなみに、ゆずパウンドもたまりません。(柑橘類も、ゆず風味とかなら大丈夫です>私は柑橘類が苦手)

で、このさつまいものパウンドを食べていたときに気がついたのが、あぐりのパウンドに、お皿はTsuborayaのカヨさん作、フォークはRokumokuのリン子ちゃん作だ。テーブルも谷田木材のヤマモトさん作だ。みんな、誰かが作ったものだなーって気がついたので、携帯でパシャリ。(だから画像が激悪)

作品を販売するのをはじめたとき、作品に縫い付けるタイプのタグは付けないと決めたのを思い出した。 名前を売りたいんじゃなくて、作ったもの(布)を使ってもらいたいだけなんだなーって。その布を手にしたとき「これ、誰かの手で作ったものなんだろう」と、ほんの一瞬だけでも機械じゃなくて人間の手が作ったものだって思いを馳せてくれたらとても嬉しいって思っていた。そんなこと忘れていたけど、でもやっぱり今でも変わらない思いです。
サインはなくても「これ、私の作品」って私にはわかる。でも、他人にはまだまだ分からない。なぜなら、ちゃんと100%のパワーで自分っぽいものを作っていないからなのだ(とほほ)。

こういうことを忘れないで制作を続けてゆきたいと思った、午後のひと時でした。

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Happy Winter! 展、終了いたしました。
大勢のお客様にご来場(ご来店)いただき、ありがとうございました~♪ 

次のイベントはお正月ですよ☆


2009/12/08

餃子作りました


またまた工房とは関係ない話で恐縮です。

今日の夕飯は餃子でした。包み始めてから、どうもアンが余るんじゃないかという気配が。案の定余ってしまったので急きょ皮を作成。 料理の嫌いな私が”なぜ”作ったのか? >>> こういうのは“工作”みたいな感覚だからです。 普通の料理は極力避けたい。。。

で、ネットで作り方を調べて~とかじゃなくて、適当に。小麦粉一握り+塩をパラパラっと。水をタラっと加えて捏ねて、捏ねて、捏ねまくり。麺棒がお菓子用のくっつかない仕様のものしかなかったけど、まあいい。 で、できたのが、上の写真の下段中央から左のポッテリしたのです。

焼きあがりはこんな感じ★
今日も上手に焼けました♪ 薄ーーく作ったつもりでも焼くとポッテリと肉厚で、食べごたえのある皮でしたよ。

ちなみにCoockpadで拾ってみた餃子の皮の作り方。そうか、強力粉を入れるのか。 昔、台湾人のお友達に焼き餃子と水餃子の皮の作り方を教えてもらった時に、焼きと水では皮の材料の粉が別だと習いましたが、すっかり忘れてます。ま、水餃子の皮は小麦粉だけで作ったら水に入れた途端ドロドロでしょうな。
イギリスでホームステイしたときに、お礼にお料理を~なんて作ってみた私。日本料理を作らず餃子と中華風卵とじスープとか作ってみた。餃子が大失敗だったのを覚えております。 イギリスにはセルフライジングフラワーって言って、膨らし粉が程良く配合された粉が普通に売っていて、むしろ私たちが普通に使っている小麦粉100%の品数より、セルフライジングの方が多かった気がします。これを捏ねると簡単にパイが作れるのですよ。日本でもすごい欲しい、セルフライジング・フラワー。ただ、これを使った餃子の皮はお勧めできません。。。

そういや強力粉って英語でなんて言うんだ?

2009/12/06

Pちゃん

工房とはまったく関係ない話ですが、ペットのお話。

この写真はうちのPちゃんです。甥っ子もかわいいけど、この子もかわいい♪ 冬は寒いので、家の南側の明るい窓辺に居ります。

ちなみに、私はインコだけじゃなくてカタツムリも飼ってます。隣の家の庭にいたので捕獲。ずっと大きなカタツムリを探していたんだけど、見つけるときに限って車を運転中だったり、通勤途中だったり。名前は「チサト」ちゃん。
理由はカタツムリだからです。(まだ、理由がわからない人は私に会ったときに聞いてください) 学生の頃、雨が降ると近所のブロック塀にカタツムリが4-5匹出現していてそれを飼ったりしていたっけ。

可愛い甥っ子のうちでは、最近ワンコを飼い始めました。こんなにイイ子みたことない!ってくらいよく訓練されています。実は盲導犬テストに落ち、介助犬のテストにも漏れてしまった子。だから、まったく吠えないし、子供がシッポを引っ張っても動じない・・・。ほかのワンコではそれをやってはいけないよ、って事を子供に教育するのが先なようです。

10年くらい前かなー陸ガメ(ホルスフィールド)のヤムチャを飼っていました。名前を付けるときに母が勝手に「飲茶がいいよ」って決めてしまいました。訳があって友人のところに引き取られて行きましたが、陸ガメはまた飼いたいって思いますよー。

2009/12/04

Happy Winter! 開催中です。


 ここんところ、ずっと工房公開をお休みしています。理由は、2日(水)からの沼津市島郷の珈舎さんでの「Happy Winter!」展の準備のためでしたが、いよいよ始まりましたよ☆

 毎日毎日なんだか色々なものに追われています。ゆっくり寝たいよ~(T_T) で、とりあえずひと段落です。お正月のpasa-pasaイベントの準備までの間、ずっと保留しておいた仕事をいくつかやらなくっちゃです。
そんなこんなで、ずーーーーっとテンパりつづけておりました。。。ちなみに、今もまだプチ・テンパりモード継続中。そんな私の心を癒してくれるのは毎日聴いているGroove Lineですわ。工房は年中J-wave。 CDも多数取り揃えておりますが(ロックとか、ロックとか、メタルとか、ロックとか・・・?)やっぱり時間もわかり、社会と繋がっている感のあるラジオがベスト。(うちにいるときは、機織りのお伴は午後のワイドショーだったけど) 最近は金曜日がバイトなのでParadisoのラジオビンゴに参加できず残念です。
さて。「Happy Winter!」展の会場にはわたくしナガサワとイラストレーター・ハセガワは日曜日に在廊予定です。興味のある方は、日曜日に珈舎へGOですよ♪