2006/02/17

シルクの糸


初夏に向けて、シルクの糸を数種類購入してみました。

自分で紡ぐのはまた別の話。
表情のある面白い糸を見つけたので注文してみたんだけど、どれもこれも超素敵。
画像は中でも太いもの。

贅沢に、シルクでマットとかも素敵かも知れない。
同時に、キャメルの糸を買ってみた。
お店の方が電話の向こうで「硬いですよ」というからどんななのかと思ったら・・・ふんわり柔らかなキャメルからは想像が出来ないくらいガッシリした糸です。でも、素敵なのよねとても。

何を作ろうか、あぁ悩む。

2006/02/16

注文


どこから手を付けたら良いのか判らない状態です。
とりあえず、順番通りにことを進めてみよう。
その前に、部屋を片付け身動きしやすくし、ファイリングを完成させ。。。そんなことをやっていると3月になってしまいそうなので、やっぱり気になることから手をつけよう。
(相変わらずのダメ子だわ・・・)

そんなわけで注文いただいた品を、順に作成中。12月にご注文いただいたかたのモノがようやく手をつけられるようになりました。お待たせしております。
今回ご注文いただいた中に、ニット用の糸がいくつかありました。
ドンブリ勘定というわけではないのですが、ニットのムヅカシイところは人によってゲージが違いすぎるので、作る量をあらかじめお客様とお話し合いをしないといけないということです。一応見本になるものはあるのですが、当時の私はかなり手が緩かったので、見本になるのかどうか?疑問であるのです。

とりあえず、いつもの原毛屋さんに注文しましたので、順次作成に入ります。
自分の作品も作らないといけないのですが、とにかく今は注文品をこなす!1週間で終わればいいのだけど・・・無理だよな。 

2006/02/13

冬の終わり

日が変わりました。
「ぽんわか展」最終日となりました。

多謝の冬の展示はコレで最後になります。
この冬は本腰を入れた初めの年。思い出深い冬となることでしょう。
手織りから離れて数年。その間も少し織ってはいましたが、自分のためのものは無かった気もします。
初年度になぜかフェルトで勝負をかけた私。
10月くらいにはすでにフェルトのマフラーを数本作っていました。何年もの間、フェルトは体力ばかり使うし、硬いし、重苦しいし、イマイチ好きじゃなかったんです。それなのに、10月になぜフェルトを作り始めたのか?どうしてもきっかけが思い出せないのです。
フェルトに布を埋め込むものを少し作っていました。可愛いには可愛いんだけど私のテイストとは少し違うなと感じ、ウールのみで制作を始めました。フェルトにウールの細い糸でレースのフリンジをつけたり、刺繍を施します。そして、土台となるフエルトは皆が驚くほど軽くて柔らかい。
フェルト化を甘くするものもありますが、縮絨を強くかけません。そもそも繊維を縦横に並べません(笑)いわゆる「フェルトの作り方」はしていないから、よくあるフェルトと質感が異なって当たり前なんです。
それでもフェルトはフェルト。ウールの不織布であることには変わりません。私のような質感のモノを作る方ももちろんいらっしゃるでしょう。だから、私は刺繍をします。レースをつけます。

いつも言っていることですが、タグはつけていません。
可愛い織りタグをつけたいなと思った時期もありますが、生意気ながら「布を見てわたしだって判ってもらえることを目指そう」と思ってしまいました。だから、製図無しの刺繍もレースも、複数のウールをMIXしたフェルトも、全てが揃って「多謝」の製品なんです。それ自体が「多謝」です。
オーソドックスで色も地味だといわれても、それが私。冒険したくても冒険したファッションが自分に似合わないように、冒険した作品は私の手になじまないことを知っています。
全部「私が欲しい」もの。自分のファッションセンスを人に自慢できるほど私はオシャレさんでは全くないけど、それでも私にいいものだけを作って行きたいのです。売れ残った商品も、自分で大切に使って行きたい。実は売れ残ってよかったって思ってしまうものだってあるのです。
作品はお客様との相性だと思います。機会に恵まれなくて「それ」と出会えないお客様もたくさんいらっしゃいました。全て縁です。だけど、やっぱりと思い、別の会場に足を運んでくださったお客様もいらっしゃいました。恋愛と似ていますね。
価格は悩みました。
安くして多くの方に使っていただきたい気持ちもありましたが、ユ●クロ価格では購入したお客様が飽きてしまう可能性がでてきます。じゃ、グンと高級にしたら大切に扱ってくれるか?といったら、お客様を選んでいるような気がして、それも私自身が違うなと感じます。基準はここでも「私」。自分の経済状態をさらけ出すようで恥ずかしいのですが、私が良しと思って作ったものを、客観的に自分が買う立場だったらどの金額ならお財布の紐を緩め、そして大切にして行こうと感じる値段かな?と思うと、そんな価格帯なんです。 安すぎる~といってくださるお友達もいますが、私にはそれが適正価格(笑)。
私がお金持ちになったら、作品の値段が上がるかもしれません。そしたら「羽振りがいいねぇ?宝くじでも当たったのかな?」と思ってください。

私はフェルト作家ではありません。
「羊毛クラフト」という形態で作品を発表していったところ、この言葉がぴたりと合う気がしてまいりました。フェルトも、毛糸も、織物も、ニットも、小物も私の作るものはみんなウールかもね、って思ったらそんな言葉もいいかも知れないって感じました。
だから、今後はどうしても織りを再開したいので、来冬はフェルトが減って手織りがお目見えすると思います。楽しみにしていてください。

カッコいいのが似合わないから、可愛いのを作ります。
甘すぎるのも似合わないので、ボヘミアンな80’s olive少女を貫きます。
オリーブ少女は永遠です!

2006/02/06

同じかも


今日、とある縁で珈琲の入れ方のデモンストレーションに参加した。ウンチクを言うのは好きじゃないという講師は、あれだけべらべらしゃべっているのをウンチクだと思っていないのかちょっと疑問ではあるところだけど、それはよしとしよう。
その方が、珈琲の素材のことや、煎り方、挽き方、入れ方について彼なりの思いや姿勢を語る。 私はフエルトの制作と同じだ!と、ワクワクして聞いていた。
また別の珈琲人は「細かいことを言うのは嫌なんだ」という。それも分かる、分かる!どちらも、私の今までの苦労や喜びを代弁しているようで面白かった。
フエルトについて記載するけど、それを全て珈琲にたとえてみると彼らの話が見えてきます。 **************************************
まず、素材。
同じメリノでも種類はさまざまである。その生産地も違えば、個体も違う。同じ牧場に生まれ育っても、人と同じように個性が出る。それは毛質も同じで決してメリノだからこれ!ということはない。(メリノは品種で、他に、ロムニーやコリデール、ジェイコブ等々・・・人間の人種みたいなものである)
先日使ったメリノがこのくらいの温度で、このくらいの時間で、このくらいの強度で、このフェルトが出来たからといって、次に同じものを同じに扱っても全く同じものが出来るということは無い。どんなに作業能力に長けた人でも、その時々で様子を伺いながら作業に変化をつけていくものである。同じものを作成したいのならばなおさらである。 一期一会の精神で素材と向き合う。明日はきっと気温が違うし、湿度も違う。そうすると毛の状態も変わるのだ。出来上がったそれを手にする人も今の私と同じ心境だとは限らない。 細やかな作業は筋力を要する。
(踊りや音楽なども同じである)
神経を集中させ、今の状況を判断し、素材に向き合う。 冬と夏とでは温度の設定は違う。時間の掛け方も違う。 だけど、きっちとこうでなくてはと教える先生方は多い。私はそれが辛かった。いいじゃん、私はこう表現したいんだもん!って、ココまで出ているのにいえない私がいるから、じゃいっそ独りでやろうと思った。
独学はそれなりに孤独なんです。
コレ!とすがるものがない分、自分を信じないといけない。
私はコレが好き!だから作るのって。
好きでもないものを作ってしまったときには、実は素材に対して心を痛める。ごめんね、こんな姿にしてしまってって。
毎日が楽しくて溜まりませんが、そろそろ疲れがたまってきたのも事実。
たくさん寝たい・・・。

多謝

出来たら地元から遠くに引っ越してみたいというのは、相変わらず思っていることではあるんだけど。。。
いろんな形態で作品を発表しているんだけど、そのどれもに私とはそれまでも縁のなかった方が来店されて、作品を養子につれて帰ってくれる。それとは別に、友達や親戚が沢山見に来てくれる。ほんとに、嘘でしょ?ってくらい感謝の気持ちが溜まりまくっているのは、どう表現したらいいのかわからない。
独りの力で出来るのは限りがあるわけで。。。いつも誰かの力にお世話にならないと、私はここまでがんばってこれなかったよなと、”くどいようだけど”感謝感謝!
こんなときに多謝(ど~ちぇ)を使うんだっけな?多謝晒(どーちぇさい・大変ありがとうございました)
日本語だと過去形っぽいけど・・・唔好意思、俾咁多麻煩你(いろいろとお世話になりました)
ん~ほう・い~し~・べぃこむどぅお~ま~ふぁんねぃです。

**********************

広東語のありがとうには2種類あって、モノをもらってありがとうというときには多謝どーちぇ」で、サービスに対してのありがとうは唔該「ん~こぃ」です。だけど、誉めてもらったときには多謝。私的に物質が動いていないから唔該なんじゃないかと思ったら、多謝でいいんだって。そんなところが難しいのだ、広東語。
だけど、あの音・・・いいんだよね~。たまらない、広東語の響き。
決して綺麗な音じゃないけど、大好きなんだよねこの言語。

北京語(いわゆる共通語)は世にいう中国語。4声(音の動き)あるといわれています。
広東語は6声とも9声とも。ま→ ま↓ ま/ ま\ ま_ ま ̄ などなど・・・

でもって私の作品は多謝なんですが、いままでは原料(素材?)の提供者に対して多謝だったのが、今では買ってくれた方にお礼の意味がこめられています。ありがとサンキュ~多謝!
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2006/02/03

はじまりました

ぽんわか展、今日が初日でした。
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あいにくの雨で、幸先よく無いじゃん!?です。
近くの沼津市御用邸記念公園へのお客さんも、晴れたほうがきっと多いだろうし、雨のおかげで外に看板も設置がむづかしく。
悪いことばかり言っていますが、いいことも!

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なせばなる。

右下のシュウマイは展示品ではないのだけど、1個作ってみたので(笑)
肉まんがいまいち上手くいかない!叉焼饅などだと上がパカって割れているところはいいんだけど、皮の表面がつるりんとした表情を出すには、フェルトだと限界がある。
このシュウマイの皮はニュージーランド(羊の種類)のツルっとしたシャリ感のある原毛を薄く皮のように作りました。

先日から、エリンギだのシュウマイだの、食べ物ばかり作っている私。。。
桃饅とか作ったら面白いかも~!(趣味の世界ですので、これらを販売する予定はぜんぜん無いです)

2006/02/02

ぽんわか展始まりました


店内の雰囲気が今までとは違って「ギャラリー」な感じなんです!
ぜんぜん大人っぽい雰囲気で、とてもいいです。

大人の雰囲気で・・・(笑)

2006/01/31

らぶりぃ!!

今回は妙にらぶりぃ♪路線で行ってみた。
計画したわけじゃない。
手が、ラブリィなものを作らせた。きっと春も近いからだね!

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2006/01/29

搬入

珈舎の搬入が明日に迫っています。

今回はニードル・フェルト作品もいくつか。。。 
羊がそんなに沢山出来なかったのだけど、また少しずつ搬入だな。

まだまだ寒いとはいえ、冬ももう終わるのでマフラーはそんなに沢山は出さないつもり。
とはいえ、小物ばかりになってしまうので宣伝と話がちが~う!なんてことになりかねないから、少し出します。

わたしはフェルト作家ではないので・・・どうも、勘違いされている方が多いみたいで。
織ったモノも少し並べてみようかしらね。

hal終了しました

本日でhalさんでの個展終了しました。多謝のファンになってくれたかた、なり損ねた方(そんな日本語は無い)、どちらでもないけど多謝を眼の中に映してくれた方がた、本当にありがとうございました。

ここ最近、ありがとうを言いすぎなわたし。ありがとうの安売りをしているわけじゃなくて、本当に感謝すべき事が多すぎます。それだけ私の関わってきた人々に、感謝したい事が山ほどあるということ。そして、関わってきた人も山ほどいるということ。どれだけ感謝してもそれを表現するほかの言葉が見つかりません。

ありがとうございました

2006/01/25

嬉しかったもの


嬉しかった。
私のことを知らない人が、私の作品たちを撮ってくれる。そして、そこから新たな作品が生まれた。
ものづくりは、”ケルト”かも知れない。それで終わりはない。次の作品へと繋がってゆく。そして、誰かの生活のなかで作品のように生きていく。滅び、朽ちて行くのも美しい。
だから私の多謝も、羊のつくりなす毛にアリガトウ。お蚕さんの吐き出す糸にアリガトウ。フラックスやヘンプの身を削った繊維にアリガトウ。そして私は何かを作る。多謝のこと好きになってくれた皆さんに、アリガトウ。あの羊はきっとあなたの窓辺でゲージュツします。きっとします。

みんなぐるぐる回るんだよ。 それって美しいよね。回って、生まれて、そして、回って・・・その様子がたまらない。
久しぶりに足元からゾクッとする感動をいただきました。

作品展の様子を蛇腹式の豆本に仕立ててあります。@中ポストカードです@左上

2006/01/22

私の羊

どんどん進化していって、なんかちゃんとした形になってきてしまった。

先日買ったフエルトのほんの影響もあるのかも。少し、手抜きなのかな?って思うくらいのものを作りたい。そうしてきたはずなのに、詰めていくとどんどん写実に近づいていく。クロッキーがデッサンになってしまう。全て見せないカッコよさ、私にも欲しい。(どうも、全部出し切ろうとしちゃうんだよね・・・) この羊は「多謝展」でリピーターさんのもとに養子に行きました。

2006/01/18

納品

1月16日、halに小物数点とマフラー3本を追加納品してまいりました。

2006/01/10

halさん始まりました



フェルト展第1日目は、お店に居てみました。
さっすが、人気のお店!福袋の受け取りもあったり、のんちゃんの骨董市もあったりで一日中ごった返していました。そのごった返しぶりったら凄いのなんのって。
私は何かお手伝いをしますよ~といいつつ、何をしたらいいのか判らず、ボーっと突っ立っていただけでオーナーさんには大変申し訳なかったです。小物があっという間になくなっていき、マフラー類が思いのほか出なかったので売上に貢献できず。。。スイマセン。

夕方、2月のイベントのことでY嬢が登場。3月にはY氏(同じイニシャルになってしまった・・・)とK氏でのイベントがあることを教えてもらう。三人とも知り合いなんですけど? 
田舎って所は、やっぱり狭いのね。ま、そんなもんです。今までは、それが嫌だったんだけど 今回のイベントで地元ならではのつながりに頼ってしまったわけで、やっぱりその辺は前向きに行ったほうが自分もあたふたしないかもしれないと思いました。早い話が、みんなにお世話になっているっていうことです。
ありがたいことです。とりあえず、制作活動を続けます。

2006/01/08

明日から



明日から開催です「多謝のフェルト」展お近くの方、お立ち寄りください。昨日の搬入、直前になってプリンタが言うことを聞かなかったり、雪がじゃんじゃか降っていたり、いろんなことが重なって15分くらい予定の時間に遅刻してしまいました。すると、あらあら、いろんな方がお待ちになっていて!結局、展示はYちゃんにお願いしちゃった。彼もいろいろ手伝ってくれて、みなさんありがとう。第三者にお任せすると、自分ではやらないような展示方法を使うので面白いね。

そんなわけで、1月8日より企画展です。
静岡県沼津市●halHP
↑のHPにて詳細をご覧ください(すいません、他力本願で)
素敵なスロー系生活雑貨のお店にて、ちょこっと場所をお借りします。

っと、でかでかと宣伝するわりに作品数が伴わないので、都度納品という形になります。フェルト展もあと2ヶ月で終了だ~。がんばるぞ。

2005/12/31

切羽詰ってます

「ぱさぱさ雑貨店」の第1回目の様子が昨日地元紙の地元ページに掲載されました。あまりにも素性がバレバレなのでBLOGにはリンク貼りませんけど、すみません。
思っていたよりでっかく載ってしまい、なんやかんやとお問い合わせもあるようで、焦ってます。かなり、焦ってます。

言い訳じゃないけど、手仕事の突貫作業はやっぱりいけないなって思います。出来上がり予想図に対して計画を立てても、やはり計画というものは狂ってくるもので、それをうまくごまかすということはやはり無理なのです。仕事が速い、遅いという問題でもありません。
だから、何がいけないって 計画と予想と、さらに”余裕”というものを見込んで企画を受けないといけなかったとちょっと反省。前回は時間が多少あったので(それでも他とかぶっていただけ、作品の数が限られてしまった)まだよかったんだけど、今回は如何せん時間がない。無さ過ぎた。
でも、作品が少ないなりに素敵なものに仕上げていこうではないか!と思います。

「ああするといいんじゃない?」「こうしたらどう?」と、いくつか助言をいただきました。でも、私たち二人の方向性と目的としては、売れればいいという考えは無くて、自分たちの踏みしめている足元はしっかり感じていたいのです。目立たなくていいから、万人に受けなくていいから、作品を愛してくれる人が手にしてくれたら私たちは一番嬉しい。
(商売根性無さ過ぎ?)
購入してくれなくてももちろんかまわなくて、空間も私たちの作品のひとつですので、そこでちょっとでもhappyな気分を感じてくれたら嬉しいです。 作品も命があって、運命もあって、行くべき人の所に行くように神様が決めてくれてあると信じています。そしてそこに行ったら、またそれぞれの作品が育っていくのだと思っています。

な~んて、言い訳にしか聞こえないけど(笑)とりあえず、私のカワイコちゃんたちをお嫁にいける状態に仕上げなくては!!!!!今夜も朝までコースです。

2005/12/27

ブランケット

夢はブランケットを作ること。
昔はツイードのスーツをと思っていたけど、自分で作るよりハリスツイードを使ったVivienne WestwoodやRalph Laurenで私のイメージは完結しているので少し変化してきました。
ここ数年はブランケットが目標。
タータンチェックのブランケット、よく売っているけどあの毛羽立たせ方ってどうやるんだろうと思う。普通に綾織りなんだけど毛羽立つことによって厚みが3倍近くになる。それを作りたいんだけど。。。  そういうのって習いに行けばすぐにわかることなんだと思うけど、私は自分で研究しようと思う。なんか、そう思った。
工場に行くとか、ネットで探すとか、本を読むとか。

いろんな意味で習いに行くという事から距離を置きたい。
遠回りだよとか思われるかもしれない。
遠回りは何がいけないんだろう。
私はドライブは近道が好きだけど(笑)他の事は自分のペースで行いたい。悪く言えば人に指示されるのが嫌いなのだね(あはは)
子供の頃から「クルミの頑固さん」と母に呼ばれてきた私。誰がなんと言おうと私の方法でやりたい気持ちが強い。
(だから協調性が足りないのか?)自分で研究して、実験して、それで良し悪しを決めたい。

そこで。今、実験していること。
フェルトのブランケット。私がのっぺり一面同じ色で巨大フェルトを作るわけはございません。パッチワークになっています。パッチはへリンボーン・ステッチでかがってあります。それをフェルト用ニードルで落ち着かせます。それぞれのフェルトが薄すぎたので、今裏地をどうしようか考え中。
裏にハリスツイード貼ったらまさに私の好きそうな感じになるのは間違いないんだけど、いろんなことを考えると却下。
でもやっぱり裏はタータンチェックがいいなぁ。
完成品は来年に持ち越しか?

夏には肌掛けを作りたいし、タータンチェックを織りたい。
他にもいろいろ忙しいみたい。

とりあえず、ブランケット。来年だね、これは。

2005/12/26

嬉しかったこと

私の作ったブローチを購入してくれたお友達が、先日会ったときにそれをつけてくれていた。お付き合いで買ってくれたのかな?私と会うから付けてやってきてくれたのかな?と思ってしまう小心者の私がいます。でも、そのときに周りにいたお友達が「この前も付けていたよね」「あの時も付けていたよね」と、彼女がいつも付けてくれていることを知る。

ありがとう。
自信が少しずつついてきます。
自分だって「良いな」と思うから友達の作品を購入するのに、なぜあんなことを思ってしまったのか、勝手に思っていたとはいえ申し訳なく思った。遠く、知らない土地の人が私の「子たち」を気に入ってくれたのもとても嬉しかったけど、手が届く大好きなお友達が「子たち」を大切にしてくれているのをしるのもまた違った意味で嬉しい。

いまだに100%は「子たち」に自信を持っているとは言い切れません。自己満足で作った子こそ「他の人にわかってもらえなくてもかまわないわ」だなんて、思ってしまったのだけど、その「子」をみんながほめてくれていたのはびっくりした。いや、嬉しかった。自分のセンスに自信を持つのはどういう道を歩いたら得られるのだろう。完璧を目指しても完璧なんかないことはわかっているけど、それでも「不細工だからかわいい子たち」を「美しいでしょ」と声に出していえない私は、その恥ずかしさはできの悪い子に対してのものではなく、どうやら自分のセンスに対してなのではないかと思う。そのセンスとやらだって、人それぞれ感じ方が違うのだから良い・悪いなんて基準はないのだ。 では、なぜ自分自身のセンスに対してそう感じるのか? きっと、理想像に手が届いていないのだろう。

私は何か作ったり仕事をしたりするとき、手抜きをしていることはありません。(不本意なことはあっても手抜きではないです)でも、目指すところには到達していない気もする。
その目指すところとは?
まだ、見えない。でも、きっと見えてくる。しかし、死ぬまで満足のいく理想像にはたどり着かないんだろうな。辿り着いたら私は作ることをやめると思う。仕事もがむしゃらにやって、すべてが見えて、その先も見えてしまったとき辞めてきた。
夢は大きく。理想は高く。
がんばれ、私。

そんなわけでありがとう。
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2005/12/25

クリスマスsurprise展終了



東伊豆・伊東市の草の花ギャラリーさん、クリスマスseurprise展終了いたしました。
ご来店いただいたお客様、ありがとうございました。

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ここの搬入から3週間くらいたってしまっただろうか。早い。。。山越えはタイヤがつるつるの私にとって凍結が一番の心配。しかし今日は比較的暖かな一日だったと思う

遠くに見えるのは初島。峠越えの際、海にぽっかり浮かぶ真っ白いもの。どうやら伊豆大島の山は冠雪しているらしい。さすがに写真は撮れず・・・
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2005/12/17

night




完全に夜型人間の本日。また週が明ける頃には元に戻さないと。。。
(いいなぁ、小泉孝太郎とのデート・・・私もしたいゾッと!)

で、サクサク編んで、編んで、編んで、編んで、、、
やっとチクチクに入ったけど、
あ~~もう今月も半分終わっちゃった(T_T)やばすぎる。
ほんとに私、大丈夫なのか?
もう少し。もうちょっと。あとちょっと。
とりあえず、プロジェクト終わらせます。そっちが先だ。

今年は年賀状無理そうだ。他人に年賀状の作り方教えておきながら・・・あぁ、何もかもがダメダメな私。