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2017/03/20

赤錆取り



この鉄鍋、たしか若い頃にひとり鍋用に買ったものだと思うのですが(すっかり忘れてる)、ストーブの上で加湿用につかっているんですけど、その前の扱いが悪かったのでしょう、錆が激しいのです。ですので、今日は思い切って錆取りを行います。

緑茶の出がらしと一緒にグラグラ煮詰めます。

鍋はステンレスを使ってます。

15分くらいでだいぶ赤錆が解けだし、お湯は黒ぐろしてます。

あれ?写真の向きがおかしい?
これ、染色に使える?  いやいや、そんな時間は無いので捨てますけど。
この茹で?こぼしを2-3回くらい繰り返して終了です。(しかし、2回でほぼ色が出なくなったので、3回目はやりませんでした)

この方法は、お茶に含まれるタンニンを利用し、赤錆鉄分を結合させて除去(還元)させるものです。緑茶よりほかにタンニンを多く含んでいるものがあるようですが、ここでは、キッチンで『今!今日!』できるものということで、今回は緑茶でやりました。

私は以前、貧血で鉄剤を飲んでいたことがあり、その時、なぜ緑茶は貧血の人にはダメなの?と言うことで、鉄分とタンニンのことを少し知りました。せっかく飲んだ鉄分が緑茶のタンニンと結合して流れて行ってしまうんですって!そういうことだったのか!(まぁ、時間をあけて、がぶがぶ飲むとかでなければ、大丈夫なんじゃないか?と飲んでましたけど)
紅茶にもコーヒーにもタンニンは含まれますので、貧血の方は気を付けたいですね。


内側は毎日のようにお湯を沸かしているので、こんな風に白くなっています。この湯垢(?)は、鉄瓶の中にもついていて、この白いものがしっかりとこびり付くことで錆を防止するのです。なので、鉄瓶も鍋も、この湯垢は落としません。

硬水だとあっという間に着くんですけど、軟水は時間がかかりますね。じっくり、時間を掛けて育てていくものだと聞き、鉄瓶のあつかいも面倒だなと思いながらやってますが、鉄鍋は適当過ぎましたー!

参考にしたサイト