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2016/07/14

布ができるまで

9月のニットカフェ内でのワークショップの準備の様子です。受講者さんには、最後の織るところを学んでいただきます。

今回は、糸の準備もあるので「紡いで織るってこんなこと」な様子を写真に撮影しましたのでご覧くださいね。

1.まず、たくさんの染色済み原毛を、ハンドカーダーで混ぜます。糸紡ぎをするかたにはわかると思いますが、え?ハンドカーダーぁ?ドラムカーダーじゃないの?と言われそうですが、私はハンドカーダーで小まめに、そしてザックリと混ぜるのが好き。


2.紡ぎます。これは流石に、紡毛機で紡ぎます。スピンドルではありません。

3. 紡ぎ終わりましたので、木枠に巻き取り蒸します。紡いだ糸は、そのままでは撚りが戻ってしまいますので、蒸したりお湯に浸けたり、用途に応じて、熱をかけて撚りを留めます。


4.縦糸を張ります。
今回はフレームに釘を打ったものに縦糸を掛けて織る技法です。サンプルを織ったりするのに、一番糸の無駄がない方法ではないかと思います。

5.織り上がりました!
このあと、縮絨という行程があります。このままですと、「織っただけ」で布にはなっていません。縮絨をすることで緊張した糸の方の力を抜いて、よりしなやかで、柔らかな布に仕上げます。

そこは、受講した方のお楽しみにしておきまーす。
そんな、ワークショップもそろそろ定員が近いようですので、気になる方は是非ご参加くださいませ。おまちしております

定員となりましたので、募集を締め切らせていただきます。ありがとうございました!