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2020/03/09

新コロの影響で…


またもや1ヶ月以上のご無沙汰です。
皆さん、お元気ですか。

新型コロナウイルスが猛威を振るい…というのは、まさに今現在の事を指すのでしょう。不確かな情報と、明らかなデマだと知りながら翻弄される人々、そして見えない恐怖に怯えたり、はたまた軽くあしらうことで大きなニュースになったり。正直、本当にじぶんの生きているこの社会で起こっている事なのか、映画の世界の事なのか、よく分からなくなることがあります。
しかし
この度のそんなウイルス騒動により、予てから企画して参りましたワークショップや、講座を延期とさせていただき、ご参加を希望されておりました皆様、企画した会場のオーナー様にはご理解いただけ、本当に感謝しております。

また、世の中が落ち着いたら改めて企画したいと思っております。どうぞ、よろしくお願いします。

そんな最近の工房の様子です。
これはウールを染めています。

染まった!うっすいw  
黒に染めていたんですけどねぇ、まぁ、これでいきましょう!

ずっと休止していたガスの供給をこの度再開したので、これまた色々使わないともったいないなと。

そしてもうひとつ、スタートしてしまったのが、織り。
 だいぶ前に整経(経糸の本数と長さを揃えること)をしておいた束があり、機掛け(織り機に経糸を織れるように準備すること)をしたのです。 COVID-19 の流れでまとまった時間作れるの、今しかないよね?ってことで、ぼちぼち片付けていた機周りを一気に。そして、準備に入ります。

機掛けしている最中の様子。
だいぶ長いこと自己流でやっていたので、こんなだったっけなーどうかなー?と、何年かぶりの整経です。

この写真のような、何種類もの平行線が重なり合う様子が好きすぎる!と考えていたら、なんで織りを好きになったのか思い出しました。
この写真や、またはタータンチェックの模様のように、水平垂直にまたは平行に線がたくさん並び、その色や素材感の違いで新しい様子(織り目や織り柄)が出来上がることにワクワクするからです。dot・よりLine/  の方に萌えるって事ですw

この織り機は垂直式天秤というタイプの機械です。学生の頃や少し習っていた時はろくろ式というものを使用していました。何故、天秤を購入したのかは覚えていませんが、その後、同じ大きさのろくろ式を使用した感覚ですと、天秤式でよかったかな?と、なんとなく感じました。なんとなくですけど(笑)
ただ、これから購入を検討されている方は、自分でその調整やタイアップ(織り機の調整のひとつ)が出来るかどうか?をよく考えて決めると良いと思います。

天秤式にはもう一種類、水平式天秤というタイプがあります。
これは別の場所で撮影したもの。
どうやら同じ天秤式でもだいぶ様子が違います。これから少しずつ水平式の勉強もしていく予定です。

織り機を復活させ、また織りをメインに活動する訳ではありません。作品は羊毛フェルトがメインなのは変わりありませんが、素材が溜まっていくので(笑)使えるものを作っていこうと、その準備です。生徒さんに教えるばかりで、私も織りたくなっちゃったのが最大の理由ですけどね!

COVID-19がはやく収束し、皆さんとまた楽しくお教室で一緒に学んでいけるその日を楽しみにしています。大丈夫、これがずっと続く訳では無いのだから。

では