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2011/03/30

準備してます


明後日からスタートする、今回のチャリティイベントですが、28日におおよその搬入が終わりました。 エネルギーをセーブして、被災地に負担をかけない展示を目標にしたい、そんな風に考え、「よし、ひとりでがんばるぞー」と思っていたのに、結局皆さんの手を煩わせてしまいました。
 出だしから、自分の不甲斐なさを痛感。
そして、みなさんありがとう。


ちびっ子も参戦。

今回の参加者の多くは、アステールの児童部バイトの同僚の先生方です。他にも学校の先生をしている方、地元企業のOLさんなど、作ったものを細々と作品を発表している方もいらっしゃいます。
そんな皆さんの作品を一堂に見るチャンスもなかなかないと思います。 

動物や子供のモチーフが多く使われています。 柔らかな優しい色合いの物がたくさんあります。
地震とそこから波及した津波や原発事故など、心が苦しくなり体調を崩す方が多かったと聞きます。私も、ちょっと引き籠ったり塞いだりしてしまいましたが、この幸せいっぱいの作品たちに囲まれていると、ちょっと嬉しくもなり、元気をもらう事ができるようなそんな気がします。
 
私の周りには、ゆったりとした優しい人がとても多いのですが、作品からも作家さんの性格(性質?)がにじみ出ているといつも感じています。 お料理が、作る人の人柄や、その時の気持ちとか感情がそのまま表れるといいますが、アート作品はまさに人柄がストレートに出ます。 
 カッコいい~、おしゃれ~、というものは今回の私の企画には強く求めませんでした。むしろ、人々を幸せにできる作品を求めました。 きっと、お客様にもそれを感じていただけるのではないかと思います。

 以前、霊感の強いお友達と一緒に美術展を見に行った時、作品を見ている間中それぞれの作家さんをヒシヒシと感じていたそうです。 展示会の為にあわてて作ったものであっても、それ相応に気持ちをこめて作っています。いろんなことを考えながら、手を動かして作品を仕上げていきます。だから、作品からその人がにじみ出るのは当たり前なんですね。

 私は和気あいあいとした、みんなが優しく、幸せを感じられる空気が好きです。 今回は、まさにそんな空気が仕上がったような気がします。
多くの人に、それを感じてほしいな。
みんなが幸せになるといいな。

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「ゲージは安心な場所」

今日は久しぶりにシロちゃんのレッスン日でした。
もう、あまりにビシっとコマンドをこなす(?)ので、先生もビックリでした。
自慢の息子です。
…そういう事じゃなくて、
次回は、ゲージにすんなり入る練習です。
静岡県は、災害時にペット用の避難所が設けられると言っていました。しかし、それはゲージに入った動物のみです。ゲージに入らない動物は、もちろん人間と同じ避難所には入れません。普段から、ゲージを嫌がらない練習をしておきましょう!という事です。  
愛する家族としてのペットをいざという時に守ってあげるのは、飼い主の義務ですものね。

2011/03/26

ラジオ収録

チャリティーの件、AMラジオで取材に来ていただきました。
緊張しまくりました。
詳しくは、またあらためて。

多くの方が気になる話題。
気になる問題。

生(LIVE)を感じるのは、死(DEATH)が見え隠れするときなのではないかと思いました。
平穏な日々の中で生きている感を得るのは、実はあまりないんじゃないかと。 

生きているって、すごいことなのですよ、きっと。
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シロちゃんは、ポールについた苔をおでこになすりつけていました。

2011/03/24

チャリティー参加者

今日は、子供たちの作品返却のために学校に集まりました。今回はそこで一緒に働いている先生方がチャリティーに多く参加してくださいます。 ありがとうございます。
 皆さんの了解を得ましたので、参加者の名前をリストでお知らせいたします。

☆現在決まっている参加アーティスト☆(五十音順)


*arc.(布と土)
*Krone (ガラス)
*Rokumoku (木のスプーン)
*菊池佳子(日本画)
*木村聡子(レジン)
*坂本泰三(絵)
*塩川友紀(イラスト)
*高田郁子(織り)
*田村明彦(土笛)
*ちばえん(刺繍イラスト)
*多謝 (ウール) 
*長倉智美(イラスト)
*長谷川ジェット(絵)

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静岡県は長いこと、大地震が来ると脅されて(?)普段から生活をしています。
富士山も、美しい山として眺めるだけでなく、私達には噴火したら・・・という想定をいつもさせられている休火山です。

私たちは元気に日々を送らねば。

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最近は夢ばかり見ます。
特技としては、目をつぶると同時に何らかの光景が広がります。それを望遠鏡で覗くように眼球を好きなように動かすと、光景は移動します。 夢を見ているときと同じ状態です。 そのまま続けると眠りに入るようです。
しかし、先日の静岡県東部での地震のあった次の日、脳味噌が興奮しすぎて活発なままです、目をつぶると同時に体だけが寝に入り、脳はそのまま起きている状態⇒俗に言う金縛りが、4-5回連続して起こり、寝るに寝れません。なので、寝ることを止めて、TVでも見ているか。そうしていたら、自然に眠りに入ったようです。

日本中の人が、真剣にTVやラジオのニュースを聞きいっています。 どこにぶつけたらいいのか分からない怒りだけが空回りして、それは暗い雰囲気を作っていきます。 明るい未来を語るには、時期尚早でしょうか。 

楽しい話題。

今月に入って、シロちゃんはうちに来て半年経ちました。なので、登録をしたのです。
昨日狂犬病のための注射のはがきが来ました。 ワンコを飼うのって、時間も制限されるし、お金もかかるのね。。。
フードは、地元のわんこの為のオーガニックショップで購入した、ラム&カンガルーのオーガニックフード。 それに先日先生から紹介してもらった、別のものを半分混ぜはじめました。 
雨ばかり降って、なかなかお散歩できなくて可哀そうです。
今日も、雪が舞っていたので工房に連れて行ったり。。。

親バカっぷり、大全開!!!!

2011/03/21

チャリティーイベントが開催されます


4月1日から1ヶ月間、多謝工房とインターネットの両方で、チャリティーイベントを開催することが決まりました。
今年は作品の展示販売はしないつもりでしたが、いきなりやる事が。(笑) イレギュラーは常につきものです。 

参加アーティストも、作家、アーティスト仲間に声を掛けたところ皆賛同してくれて、展示会としても面白いものになるんじゃないかと思っています。 

平日はネットショップで、 週末は工房にて実店舗販売と、すこし不規則なオープン形態です。

少しでも、皆さんにご協力いただけたら嬉しいです。
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直接的に被災した方が、身近に居ました。
その方々は、原発から10Km 県内に住んでいました。 毎年、美味しい福島のお米をいただいていたのは、そこの方たちからでした。3家族で伊豆の親戚を頼って避難してきています。着の身着のままやってきました。 もう、帰れないだろうという思いでいるようです。80代のおばあさんもきました。「被曝してもいい、福島で死にたい」と言っているようです。 
うちの実家は、3月に入ってすぐに布団を何組か処分しました。タイミングというのは恐ろしいものです。 それでも、まだある、ある。 この方々は新しい生活をする準備を始めています。我が家も出来る限り、まずは基本的な生活ができるように、安心できる寝床を確保できるようにお手伝いをしようと。

 『住む。』春号は改修特集。その中の畦上圭子さんのコラムを見て、なんとなく日本人の「家」というものに対する執着を見た気がします。 日本の住宅の平均寿命は約30年。 ヨーロッパでは70年80年は当たり前です。 気候の違い、環境の違いもありますが、日本人の潔癖主義(ある種のプライドの高さ)がここに行きついたのではないかと思われます。 「ここ」とは、現在非常に多くの空き家が存在している、という事実のことです。 この田舎にもマンションもばんばん建って、そんなに沢山人がいたっけ?って感じます。 そういえばあちこちに売り家のサインがたくさんあります。 新しい家を建てるのもいいけど、古い家を素敵にリノベーションする そんな世の中になればいいのに。 そして、そんな沢山ある空き家に、家を失った人々が住めればいいのに。
しかし、我が工房も築40年弱。当時は大きな窓からさんさんと日が差し込むことが贅沢だったといいます。ふすまと障子で部屋を仕切っていたので、それらを取り払った結果、広い工房が確保されました。けど、柱や基礎がちゃんとしていても、壁がペラペラなんです。屋根も瓦が重たいんです。広い窓ガラスは耐久性が乏しいんです。 じゃ、どーすりゃイイの?なんです。
 また、さっき伊豆が揺れました。
日本で生活するのって、結構大変なのかもしれないって思いました。

Act for Japanです。
がんばります。
展示、見に来てください。
そして、たくさん宣伝してください。
よろしくお願いします。 

2011/03/17

地震のこととか

3月11日、東北・関東大震災が起きました。
大きな地震、津波、火災、、、亡くなられた方にはご冥福をお祈りいたします。被災され、怪我をしたり、避難所生活をされている方々、一刻も早く平穏無事な生活が戻ること、離れ離れになった家族が出会えることをお祈りしております。

この静岡県東部でもやはり大きな地震が発生しました。三島市はそれほどの大きさではありませんでしたが、怖かった。子供の頃から震度3-4くらいは慣れていますが、今回のは怖かったです。

そして、工房は耐震強度を満たしていないので(見ればわかるか?)、取り壊す方向です。
程よい大きさ、程よい立地、バイト先のあぐりも近いし、いい場所ですが、さすがにあそこで屋根の下敷きにはなりたくない。。。

5月から引越し開始です。
現在、工房に常に居るのは難しい状況ですが、もし、工房の中を見てみたい方がいらしたらメールにてご連絡ください。

この、静岡県東部は東電の管轄内ですので、計画停電の実施地区でもあります。先日、自宅が停電しました。 その直後の大きな地震。そのためか、静岡県東部はその後の停電が回避されています。 
子供の造形教室(三島市のアステール総合美術研究所)の展示が今月予定されていましたが、中止となりました。停電や地震が理由ですが、子供達はがっかりかな。。。

引越しの片づけを兼ねて、工房内で東北・関東大震災チャリティー販売を考えております。日程は4月1日(金)2日(土)3日(日)を予定。併せて、この趣旨に賛同していただける作家さんを募集いたします。詳しくはメールにてご連絡ください

私に出来ること
売るものはたくさんある(笑)ので、それで協力できたら、、、と考えています。
もちろん、近くの富士宮市でも建物の倒壊もありました。近隣ですらあるのに、なぜ北関東の?と思われますが、私達静岡県には雪は降っていません。しかし、東北には雪が降り、服は濡れたまま、燃料はないのです。
なのに、みんな買占めに走っている。
ほんと、悲しくなります。
私は怪我もしていないし、ベッドもあります。お金がないだけです(マジメデス)。

友人達とのグループメール(携帯)のやり取りも、リストを外してもらうようにお願いしました。本当に大切なメールがどんどん埋もれていく。そして、その電力がわずか微量だとしても、電波がたかが少しだとしても、私には前向きに取り合えませんでした。友人らには「考えすぎじゃないの?」と思われたかもしれないけど、本当にここぞと言うメールだけで今はいい。被害にあった友人を励ますのは、何度もやり取りするメールじゃない気がして。そういうのはTwitterでやればいい。

私は、いま、自分が冷静になる為に静かにしたいのかも知れません。ガンガン入ってくる情報、メールじゃなくて、自分がすべきことを冷静に判断したいのですよ。

2011/03/07

今年の工房

確定申告が、なかなか終了しません。。。

さて。
お正月にもお伝えいたしましたが、平成23年の今年は多謝としての作品展やそのための制作は行わない予定でいます。 受注は引き続き行いますがご相談の上とさせていただきます。

そして、ワークショップは4月くらいから新しくスケジュールを組んだものを発表すると考えていましたが、これも変更がございます。
ワークショップは当面の間出張のみとさせていただきます。よって、内容は生徒さん・お客様とご相談の上決めさせていただきます。 まずはメールにてご相談ください。
ワークショップを出張形式にするのには理由があります。
なんと、多謝工房@あぐり駐車場隣は閉鎖することとなりました! 引っ越すのです。どこに?かというと、またまた自宅工房に戻る事になったのです。 理由は色々あるのですが、そのひとつは、夏の暑さです。 貧血っぽい症状でぐったりする事が頻繁にあったのですが、あと一歩で熱中症になるところでした。 柱に鉄板の外壁がペラリと1枚貼ってあるだけの建物です。壁が暑いわけです。エアコンの温度設定を最低にしても、届くのはぬるい風のみ。 冬の寒さは乗り切れるんですけどねー、夏はちょっと難しいかな。。。
そして、他の理由として、空っぽになった元自宅工房がもったいないな・・・と思い始めたこと。 更に、シロちゃんがやってきた事によって、生活が一変したこと。住まいが引っ越したこと。今年は制作をお休みするという事。 などなど。

紺色の工房は、とってもボロボロで汚かったのを自分でリフォームしました。床を張り直したり、壁を塗ったり、庭も石畳を作ったり、いろいろ。 もっと沢山時間に余裕があったらいろんなことができたなーとは思うけど、いつもの事ながら私の段取りの悪さ、計画性の無さで、いっつも時間がないないと大騒ぎしてましたけど。

2月後半からは、染織の仕事とは別のプロジェクトの後片付けに追われて、正直、気が抜けまくっています。 なので、確定申告書類作成が大変なことになっています。

ブログはそのまま続けますよ。
今後ともよろしくお願いします。

多謝工房